【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『悪霊ちゃんの初恋』より、第1話を紹介する。作者のしらつさんが、3月30日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、しらつさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■恐ろしい噂が広がる悪霊に会いに行く男性の目的は…
とある廃墟には、女の子の悪霊が現れるという噂が流れていた。母を探して彷徨う悪霊は、強過ぎるあまり除霊もできず遭遇すると正気を失ってしまうとも言われている。そんな悪霊を探して1人の男性がやってきた。
廃墟を探索していると、悪霊が「いっしょにいて…」と近付いてくる。ところが男性は、にっこりと笑顔を浮かべて「うん、いいよ」と返答。思わぬ言葉に困惑する悪霊に、男性は「寂しかったな、もう大丈夫」と撫でてあげて…。
この不思議なエピソードを読んだ人たちからは、「ホラーなのに怖くない…!」「続きはどこで…」「こっちが成仏しそう」など、多くのコメントが寄せられている。
■「そんな少しズレた感覚を楽しんでいただけたら嬉しいです」作者・しらつさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー
――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
不遇な環境にいるかわいい子と大人のほっこりする日常を描きたいと思ったのがきっかけです。少し不釣り合いな関係が、時間とともに唯一無二になっていく過程を描けたらと思い、出会いの話として形にしました。
――本作では、思わぬ対応に目を丸める悪霊ちゃんが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
強くて怖い存在なのに姿はかわいい、といったギャップ要素が好きなので、悪霊ちゃんの登場シーンとお兄さんに予想を裏切られて困惑するシーンとの演出の温度差にこだわりました。ホラーのはずが怖くなかったり、お兄さんの肝が座り過ぎていたり、そんな少しズレた感覚を楽しんでいただけたら嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
2話になりますが、悪霊のユイちゃんがうたた寝をしているお兄さんの隣に座って達成感でちょっとドヤ顔をしているシーンが気に入っています。並んだ2人のサイズ差や些細なことなのに満足げなユイちゃんの表情が描いていて特に楽しかったです。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
日常の中で目にしたものに対してふと「なぜこれを怖いと思うんだろう」「なぜこれを魅力的だと思うんだろう」などと違和感や思想を突き詰めることがあるのですが、その中で着想を得ることが多いです。そこに自分の好きな関係性や要素を重ねて、少しだけ現実からずれた形にしています。
――今後の展望や目標をお教えください。
かわいさと少し歪んだ関係性に惹かれるので、そうした空気を自分なりに突き詰めていきたいです。気軽に読める中にも何年も心に刺さって抜けないようなワンシーンを残せるよう、これからも楽しく描き続けていきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも見てくださってありがとうございます。いただける様々なリアクションが創作の大きな励みになっています。今後ともちょっとした暇つぶしのお供として記憶の隅に留めておいてもらえると嬉しいです。楽しい話をたくさん描いていきます!
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