4月28日(火) 9:00
自動車税(種別割)の納税義務者は、4月1日現在で運輸支局に登録されている所有者(所有権留保の場合は使用者)と説明されています。つまり、あなたが売ったつもりでも、登録情報があなたのままなら、自治体側はあなた宛に納税通知を送ることになります。
こような仕組みになっているため、売却の契約日や引き渡し日ではなく、名義変更がいつ完了したかが最重要です。
多いのは、販売店や買取業者が名義変更手続きをまだ終えていないケースです。もう一つは、4月1日をまたいだタイミングです。4月1日時点であなた名義なら、その年度分があなたに課税されやすくなります。名義変更が4月2日以降に完了しても、その年度の課税自体はあなたに発生し得ます。
この場合、業者との契約条件によっては、税相当額を精算してくれることがあります。ここは税務の話というより売買契約の精算の話になるため、まずは契約書や買取明細に「自動車税の精算」がどう書かれているかを確認すると話が早いです。
納税通知が届いたら、第一に売却先へ「名義変更がいつ完了したか」を確認し、完了しているなら登録完了の控えなどの証拠を求めます。まだなら、いつ手続きするのかを確認します。
次に、もしすでに抹消登録(廃車)になっているのに通知が来た、という場合は、自治体側の確認が追いついていない可能性もあります。千葉県の案内では、抹消登録後に確認できるまで最短3日から最長2週間程度かかることがあると説明されています。急ぐ場合は登録を示す書類提示などの対応も示されています。
自動車税(種別割)は4月1日時点の登録上の所有者に課税されるため、名義変更が未了だと納税通知があなたに届きます。まずは売却先に名義変更完了日を確認し、未了なら早期対応を求めましょう。
4月1日をまたいだ場合は課税上の義務があなたに残ることもありますが、売買契約で税相当額を精算できる場合があります。税の通知に驚いたら、手続き日と契約の精算条項、この二つを押さえるのが解決への近道です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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