ACEes作間龍斗、麻生久美子“涼子”の元カレ“カズト”と青年“奏”の2役の演じ分け、台本を読んで涙したことを明かす<月夜行路>

「月夜行路 ―答えは名作の中に―」でカズトと奏の2役を演じるACEes・作間龍斗/(C)日テレ

ACEes作間龍斗、麻生久美子“涼子”の元カレ“カズト”と青年“奏”の2役の演じ分け、台本を読んで涙したことを明かす<月夜行路>

4月28日(火) 18:00

「月夜行路 ―答えは名作の中に―」でカズトと奏の2役を演じるACEes・作間龍斗
【写真】元カレ・カズト(作間龍斗)を探す主婦・涼子(麻生久美子)

波瑠と麻生久美子がW主演を務めるドラマ「月夜行路 ―答えは名作の中に―」(毎週水曜夜10:00‐10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)は、文学オタクの銀座のバーのママ・野宮ルナ(波瑠)と、家族にないがしろにされて家出した主婦・沢辻涼子(麻生)の“痛快文学ロードミステリー”。本作で、涼子の20年以上前の元カレで、涼子たちが大阪で探して回る謎に満ちた人物・カズトの学生時代を演じるACEes・作間龍斗にインタビューを実施した。

■回想シーンにしか登場しないカズトを演じる難しさ

――本作の面白さは、どこにあると思われますか。

まずは、テンポ感がいい。YouTubeを倍速で見る人も多い現代に、マッチしてるんじゃないかな。そして読まなきゃわからない文学を、映像で分かりやすく面白く絡めて、その上に謎解きもある。僕も見ながら謎を推理して、参加してる気分を楽しんでいます。そういうところが面白さではないでしょうか。

――作間さんが演じるカズトは謎の多い人物ですよね。

カズトは、回想シーンにしか出てこないんですよ。しかも「涼子がこのセリフでカズトを思い出すシーンです」という場面も多くて、なぜ現代の涼子がカズトのことを思い出したのかを分からせる芝居をしなきゃいけない。しかも「このシーンのこことここが〇話で、その後は〇話で使われます」と同じシーンでも使われる時系列がバラバラで、頭が混乱しちゃいます(笑)。演じるシーンと、どのシーンが紐づくのか台本を開いて閉じて確認する時間が長かったです。

しかも、カズトの回想シーンの涼子さんは麻生久美子さんじゃなから、ずっと主要キャストの皆さんとは撮影が別だったんです。でも僕がクランクインした日に、波留さんと麻生久美子さんがいらっしゃっていて、麻生さんが「カズトはこんな感じ」という資料として、その日に僕が撮影したプリクラの映像を見たとおっしゃったのですが、監督に大喜利スタイルで「〇〇みたいなポーズ」と言われて撮っていたシーンだったので、恥ずかしかった思い出があります(笑)。

――自分の出演シーンではないところも把握しなくてはいけないし、ちょっとパズルっぽい感じだったんですね(笑)。

そうですね。ほんと、謎解きっぽい感じでした。または、国語のテストで「カズトがこう思った理由を探し出して書きなさい」みたいな感じというか(笑)。

■過去の元カレ、現代の青年の2役を演じ分ける

――4月29日(水)に放送される第4話では、ついにカズト探しの謎が明らかになります。カズトそっくりな青年・奏も登場し、作間さんは2役を演じられますが、それぞれの役をどういう人物だと捉えていますか。

元カレ・カズトは、愛情深くて、本当にイイヤツなんですよ。撮影が始まっていくと、決めたことはやりきるし、相手のことをよく理解して、相手のためになることを誠心誠意全うするすごく誠実な人。自分の芯も大事にする人だなとも思うようになりました。

現代の青年・奏は、すごく現代人っぽい(笑)。カズトが現代の抑圧の中で生きていたら、こうなるのかな? カズトの燃えたぎる部分がちょっと削られた感じだけれど、すごく丁寧だし、愛情深いし、奥の部分はちゃんとあるなという意識です。

――現代っぽいという奏の方が、より作間さん自身に近い?

そうですね。だから奏よりもカズトの方に「変える」という意識があったかも。

――どこを意識して変えたのでしょうか。

見た目だと、髪型をちょっと変えました。迷いましたが、あえて明確な演じ分けというのはしませんでした。その中でわかりやすく違うのは、「声」なんじゃないかな。どうしたって同じ顔なので、一番分かりやすいだろなと思って、テンポ感と声色みたいなところは、変えました。といっても意識的にというより、潜在的に体が勝手に調整するみたいで、たいてい撮影2日目くらいでノドが壊れるんです(笑)。

あとは、「動きの数」ですね。僕自身はまばたきが多い方なんだけれど、カズトみたいな「器広いぜ!」というタイプの場合、ちょっとだけ無理してまばたきのテンポを遅らせたりということはしました。
奏(作間龍斗)とルナ(波瑠)


■第4話の撮影時に涙した理由

――カズト探しの物語の舞台は大阪ですが、大阪と聞いて思い出すのはどんなことですか?

仕事で行くことが多いですね。ACEesのアリーナツアーとか。でも、大河ドラマ「どうする家康」(2023年NHK総合ほか)では、大坂夏の陣で敗れて大坂城で自害する豊臣秀頼を演じたので、大阪には縁があるなと思っています。

プライベートでの思い出だと、高校生くらいの時に、ゲームのサウンドトラックをオーケストラで演奏する音楽に取り憑かれていて、昼過ぎに新幹線乗って、たこ焼きも食べずに、コンサートだけ見て帰ったことがあります。

――作中にはさまざまな文学作品が出てきます。カズトは太宰治の愛読者ですが、作間さんの人生に影響を与えた本や映画って何でしょう。

本はあまり読まないのですが、映画なら、「君の名は。」(2016年)ですね。8回くらい劇場に行ったし、DVD BOXも買ったし、ノベライズ本も読みました。この前、テレビでやっていた「君の名は。」を見たのですが、久しぶりに見たら、見方が変わっていました。当時はめっちゃ取り憑かれていましたね。そこからパラレルワールドとか前世とか考えるようになっちゃって、困っています(笑)。

――取り憑かれやすいんですね(笑)。最後に、作間さんが2役を演じる第4話の注目ポイントを教えてください。

実は、4話の撮影をしてる時に、ト書き(セリフ以外の情景を示す文章)で初めて泣きました。ト書きだから実際に演じるシーンじゃないのだけれど、それくらい感情の曲線みたいなものがぶわっと出てくる回になっています。だから、「視聴者の方がどう見てくれるんだろう」というのが気になりますね。現代と過去が代わるがわる出てくるので、ちょっと頭を柔らかくして見て、楽しんでもらえればなと思います。

もちろん、カズト探しの旅といいながらも、ルナさんと涼子さんは事件を解決しています。2話の最後に涼子との別れの理由がなんとなく分かったじゃないですか。自分でやっていても「カズト探しもあるんだった!」と思い出したくらい、事件に夢中になっていて(笑)。僕自身も視聴者として、今後の展開が気になります。すごく面白い展開になっています!
「月夜行路 ―答えは名作の中に―」でカズトと奏の2役を演じるACEes・作間龍斗


◆取材・文=坂本ゆかり


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