出産を終えて間もないころ、私たちは急きょ引っ越しをすることになりました。赤ちゃんとの新しい生活が始まったばかり。心も体も落ち着かない中での転居でしたが、「ここでなら安心して暮らせるかもしれない」と思える物件に出会えたことが、当時の私にとっては救いでした。けれど、その安心は長くは続かなかったのです。
やっと見つけた落ち着ける場所のはずが
慌ただしい引っ越し準備の中、運よく1階の角部屋を見つけることができました。赤ちゃんがいるわが家にとって、階下への足音を気にしなくていい環境は大きな魅力でした。
「これでようやく落ち着いた生活ができる」。荷ほどきをしながら、そう胸をなで下ろしたのを覚えています。出産後の不安定な時期だったこともあり、新居での生活には大きな期待を寄せていました。
壁越しに響く夜中の大声
しかし、実際に住み始めて間もなく、想定外の出来事が起こります。隣の住人の方が動画配信をされているようで、夜中になるとゲーム実況の声や笑い声が壁越しに響いてくるのです。
赤ちゃんがやっと寝ついた、ほんのわずかな静かな時間。そんなタイミングで突然、大きな声が響き渡ります。そのたびに赤ちゃんは目を覚まし、再び寝かしつける日々が続きました。
こちらの生活リズムも整わない中で、夜中の物音は想像以上にこたえました。管理会社に相談もしましたが、状況は大きく変わらず、静かな時間を取り戻すことはできませんでした。
再びの引っ越し、残ったのは悔しさ
最終的に、私たちは短期間で再び引っ越す決断をしました。新生活への期待が大きかった分、「こんなはずじゃなかった」という思いが強く残りました。
物件そのものに不満があったわけではありません。ただ、実際に暮らしてみないとわからないことがあるのだと、身をもって知ることになったのです。
まとめ
あの経験を通して、住まいを選ぶということの難しさを実感しました。間取りや立地だけでは見えない部分が、暮らしの快適さを大きく左右することもあるのだと。赤ちゃんとの生活を守りたい一心で決断した再引っ越し。慌ただしく、ほろ苦い出来事でしたが、私にとって忘れられない引っ越し体験となりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:田畑さゆり/30代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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