娘が5歳のころの話です。親戚のところに行く用事があり、デパ地下で手土産を選んでいたのですが……。
娘が手を繋いだ見知らぬ女性は…
気づくと一緒に歩いていたはずの娘がいません! 焦って名前を呼んで周辺を探そうと振り返ると、「ママ〜」と娘の声がしました。娘は私のすぐ後ろで、見知らぬ女性と話していたのです。
私がその女性にお礼を言うと「ママ〜って手をつながれたんですよ」と笑って教えてくれました。なんと、その女性は私とまったく同じコートを着ていたのです。聞くと、同じデパートで同じ時期に購入していました。なかなか珍しいデザインで、他では被ったことがなかったので「こんな偶然あるんですね」と驚いて、お互いに笑ってしまいました。
その女性と私は背丈も同じくらいで、髪型も同じような雰囲気で、娘が間違えても無理はなかったかもしれません。混雑している場所でうっかり目を離してしまったことは猛反省していますが、娘のかわいい間違いに、思わずほっこりした出来事でした。
著者:杉浦咲子/40代・女性・フリーランス。ひとり娘を育てる母。語学講師。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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