娘が通っていた保育園は、駐車場が保育園から少し離れていました。道が狭いので車が来ると通り過ぎるまで立ち止まる必要があります。ある日、当時4歳だった娘と同じクラスの女の子が帰り道で一緒になり、帰ることになったのですが……。
手をつながない親子
保育園には目の前の駐車場と、徒歩3分ほど離れた駐車場の2つがあります。目の前の駐車場は0から2歳児の保護者が優先のため、私たちは離れたほうの駐車場を使用していました。そのため、保育園の前の道路を子どもと一緒に気をつけて通らないといけません。
保育園の先生は、車に乗るまで必ず保護者と手をつなぐようにと、子どもたちにも伝えており、保護者にもプリントなどで伝達してくれていました。
しかし、中には手をつながない親子が何組かいるのです。そして、手をつながない親子と一緒に帰るタイミングが重なった日のこと……。
園を出るまで娘と一緒に帰れることを喜んでいた女の子。しかし園を出ると、女の子はどんどん先に行ってしまったのです。女の子のお母さんは、「どうして一緒に帰らないの〜」と笑うだけで追いかけることもしません。
車が前から来たときも、「そのまま動かないでね〜」と言うだけです。以前に、手をつながない子のお母さんから「手をつなごうとしたら嫌がって暴れるの」と聞いていたので、今回も事情があるのかもしれないと思い「手をつないだほうがいいよ」と言い出せなかった私。
すると、車が前から来ていると気づいた女の子は急にお母さんのもとへ戻ろうと走りだしたのです。さらに、急旋回したことで、車の前に飛び出す結果に。幸い車はゆっくりと進んでいたこともあり、すぐに止まってくれました。
戻ってきた女の子にお母さんは「動かないでって言ったでしょう」とだけ言い、何ごともなかったように帰って行きました。私にとっては、改めて子どもの手を離さないようにしなくては……と決意するきっかけとなったのです。
中には、いろいろな理由で手をつなぐことが難しい子もいるかと思います。娘も手をつなぐことを嫌がることもありました。しかし、私は事故に遭ったときのことを考えると恐ろしく、いかなる場合でも手を離さないようにしたのです。短いようで長い3分間の道のりをしっかり手をつないで歩こうと思った園生活でした。
著者:花坂 芽以/30代女性。2016年生まれの女の子と2020年生まれの男の子の2児の母。趣味はネイルで、最新家電や最新のファッションにも関心あり。
イラスト:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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