明かされる厄介親子の過去。「悪いのはあっちなのに」一方的にガマンを強いられる子どもは不満が募り…

明かされる厄介親子の過去。「悪いのはあっちなのに」一方的にガマンを強いられる子どもは不満が募り…

4月27日(月) 20:10

生まれたときからお母さんに溺愛され、大切に育てられてきた小学5年生のゆめひろくん。ゆめくんの問題行動も、お母さんはすべて「個性」として受け止め、どんなワガママも正当化し続けてきました。今回も「仲間外れにされた!」というゆめくんの訴えを鵜呑みにし、学校へ猛抗議します。しかし実際は、ゆめくんがルールを守らず身勝手な振る舞いで場をかき乱し、周囲を困らせていたのが真相でした。


「お宅のお子さんが、ゆめひろくんに意地悪をしています」と担任の古川先生から連絡がきた、同級生・カイトくんのお母さん。驚いてカイトくんに事情を聴きますが、そこで返ってきたのは「ゆめくんがルールを守らずに試合をかき乱している」という、先生の話とは真逆の事実でした。

注意しても聞かないゆめくんと、事態を穏便に済ませようと「ルールをゆめくんに合わせなさい」と無理難題を押し付ける先生。カイトくんたちは、理不尽な我慢を強いられていたのでした。
明らかになる、ゆめひろくん親子の過去
ゆめくん可哀想/神谷もち

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ゆめくん可哀想/神谷もち

ゆめくん可哀想/神谷もち

担任の先生の話とカイトくんの主張が食い違っていることに困惑した、カイトくんのお母さん。ママ友に連絡して事情を確認すると、そこで語られたのはゆめくんの驚きの過去でした。ゆめくんは、低学年のころから自分勝手に暴れては「いじめられた」と騒ぐ、厄介な存在だったのです。

「関わると面倒なことになる」と考えたカイトくんのお母さん。受験を控えたカイトくんを守るため、「調査票に響いたら困るから、明日からドッジボールは禁止」と伝えました。正当な理由で距離を置いただけなのに、なぜ自分たちが大好きな遊びを諦めなければならないのか。大人たちの事情に振り回されるカイトくんたちの不満は、ただ募るばかりなのでした。

◇◇◇◇◇◇

ズルをした側が得をして、正しい側が損をする。そんな状況を「事なかれ主義」で放置してしまうと、子どもたちは大人を信じられなくなってしまうかもしれません。大人の理屈で丸く収める前に、まずは子どもたちの意見に耳を傾け、その心に寄り添ってあげたいですね。

そして、間違っているときには「ダメなものはダメ」とまっすぐ教えてあげる。そんな誠実な大人の姿を見せることが大切なのではないでしょうか。

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著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

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