乳がんサバイバー・マコモさんによる、乳がんステージ4の治療方針を立てたときの体験談マンガ。治療方針の説明を受けた際、先生から「治験の薬がある」と告げられたマコモさん。治験コーディネーターの山田さんから、詳しい説明を聞きます。試験には段階があり、今回は第三相試験とのこと。さらに患者側には大きなメリットがあって……。
治験コーディネーターの山田さんによると、「薬代、検査代等はすべて病院が負担する」とのこと。つまり、マコモさんは治療を無償で受けることが判明! 治療にあたり経済的な不安が大きかったマコモさんにとって、この話を聞いてとても救われた気がしました。
治療の説明書を読んでいて気になったのは……。
治療で気になるアレコレ



もちろん良いことづくしではない。説明書には副作用のことがびっしり!
副作用、結構キツいのかな。タイミングによっては月に3回休むわけか。有給休暇がすぐに消えるな……。
でも、何が自分にとってベストなのかは受けてみないとわからない。
結局、自分が納得いく決断を下すのはいつだって自分だ。
それなら自分が何を優先したいかを考えよう!----------------
経済的なメリットに目を向ける一方で、「良いことづくしではない」と冷静にリスクを見つめるマコモさんの視点は、非常にフラットで重要です。最先端の薬には、まだ見ぬリスクもすべて開示されるという研究・治療の厳しさがあります。
誰かに言われたからではなく、副作用や仕事への影響を天秤にかけ、自分にとっての優先順位を整理する。マコモさんの言葉通り「納得いく決断を下すのはいつだって自分」であり、その自己決定こそが、困難な状況に立ち向かうための最も強固な土台となるのだと改めて教えられるエピソードでした。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
監修者:医師 日本産婦人科学会専門医・日本女性医学会ヘルスケア専門医 沢岻美奈子先生 産婦人科専門医として29年間、約25万人の女性を診察。更年期を中心としたヘルスケア領域が専門で、心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、薬だけではなく栄養面やコーチングも取り入れた統合医療で全人的なサポートをおこなっている。
著者:マンガ家・イラストレーター マコモ
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