【写真】幹事長を務める父・鷹臣(坂東彌十郎)の秘書・星野茉莉(黒木華)
黒木華が主演を務めるドラマ「銀河の一票」(毎週月曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第1話が4月20日に放送。茉莉(黒木)が、あかり(野呂佳代)のいるスナックの客に向けて幸福追求の権利について熱心に訴えたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「銀河の一票」とは
同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに全てを失った、与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉が、偶然出会った政治素人のスナックママ・月岡あかりを東京都知事にすべく選挙に挑む、新たな“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井(しせい)に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間の物語を描く。
幼い頃から政治の世界に身を置いてきた政治家の娘・茉莉は、目指す何かを見つけると周囲を忘れて一直線に突っ走ってしまう性格の持ち主。不正疑惑を隠ぺいし、自身に冷酷な仕打ちを与えた父への復讐(ふくしゅう)も兼ねた都知事選で“選挙参謀”として戦っていく。
対照的に、市井に生きる「スナックとし子」のママ・あかりは、常に明るく周りを照らすような人物だが、過去には「全てを失った」出来事も。そのとき救ってくれた“スナックのママ”の店で、今もなお働き続けている。“政治は遠くにあるもの”として過ごしていたあかりのもとに突如として現れた茉莉が、あかりの人生を一変させることとなる。
主人公・茉莉役の黒木と月岡あかり役の野呂のほかに、松下洸平、坂東彌十郎、木野花が出演。茉莉の父である幹事長派閥のホープで、茉莉を子どもの頃からよく知る兄のような存在で幼なじみの日山流星を松下が、茉莉の父親で与党・民政党の幹事長を務める鷹臣を彌十郎が、過去に「スナックとし子」のママだったとし子を木野がそれぞれ演じる。
■茉莉は幹事長である父の過去を調べ始める
与党・民政党の幹事長を務める父・鷹臣の秘書・星野茉莉は、周囲から父の後継者と目され、当たり前のように政治家を志すようになった。永田町の党本部で秘書業務に追われる忙しい日々を送っていた茉莉は、父宛てに差出人不明の封書が届いているのを発見する。
その封書には、とある医大の学部長の転落死を報じる新聞記事の切り抜きと、生々しい手書きの文字で「あなたが殺した」と書かれた手紙が入っていた。その医大は母親が入院していた病院で、学部長の名刺を過去に見たことがあった茉莉は、鷹臣とその人物が密会をしていたことも覚えていた。
茉莉は“父が(医大の学部長を)自死に追い込んだのかもしれない”と考え、ひそかかに鷹臣の過去を調査し始める。そんな中、茉莉は学部長の名刺や記録が消されていることを知る。
茉莉がベンチで休憩していると、流星が現れて「茉莉ちゃんにしか教えてないからね。俺の最高のサボりスポット」と言って笑った。幼なじみの流星に、茉莉は「昨日届いた」と言って鷹臣宛に届いた封書を見せて相談をし始める。
流星は「聞いてみればいいじゃん、普通に幹事長に」と言って話を終わらせようとするが、「変わっちゃったでしょ?お父さん。お母さんが死んじゃってから。見てきたから、この5年間、父のそういう…。見てきたっていうか、加担してきた…」と、暗い顔を見せる茉莉。すると、流星は、「分かった。ちょっと預からせて。楢ノ木医科大にも厚労省にも知り合いいるから探り入れてみるよ」と言って封書を持っていってしまう。
茉莉が自宅に帰ると、流星が預かった封書は鷹臣の元に渡っていた。「みんなに心身の不調と伝えるから、地元にも永田町にも今後一切近付かないように」と鷹臣から言われた茉莉は、「ちょっと待って。こんなことで?」と言い返すが、鷹臣は冷たく突き放す。
さらに茉莉は「殺したの?私切ってもみ消すの?どうしてこんな手紙がきたの?」と問い詰めるが、鷹臣は「わきまえなさい」と怒鳴って出ていくのだった。
■茉莉が幸福追求の権利を熱心に訴えたシーンに「泣ける」の声
流星と電話で話したあと、茉莉は少し前に出会った女性から連絡を受けて「スナックとし子」を訪れる。その女性はスナックのママ・あかりで、茉莉が落とした大切なキーホルダーを見つけてくれていた。
あかりの優しさに触れて泣き出してしまった茉莉は、突然「どうしたら…こんな影響差し上げられるんでしょうか?」と話し始める。あかりが「誰が?」と聞くと、「国が、国民に。民政党の政策、医療費負担の見直しや、児童福祉法の改正、柳原都知事の非課税世帯商品券配布、各種給付金…本当に貢献できてるんでしょうか?皆さんの幸福に。何か困っていることはないですか?」と、スナックの客に尋ねる茉莉。
すると、客から「給付金って言ってもさ、税金戻ってくるだけだし」や「あたし子どもいないからさ、児童なんとかって…ごめん、あんまり」などの声が上がり、「政治の話は、よく分かんないかな。ごめんね。変えたくても変えられないし」と、あかりも続く。
その声に対して、茉莉は「政治の話じゃないです。私たちの話です。私と、あなたの。変えられないって、変えようとしたことありますか?偉い人じゃないです、政治家は。単なる代表です、私たちの。届かないって、変えられないって思わせてしまって本当にごめんなさい。でも、手放さないでください、幸福追求の権利。世界が全体幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ないんです」と、自身の考えをあかりやスナックの客に伝えるのだった。
茉莉が幸福追求の権利を熱心に訴えたシーンに「泣ける〜」「めちゃくちゃタイムリーかつ重要な話をしている!!!」「こんなところで困ってること聞かれたら心強すぎる」「政治家みんなまつりちゃんみたいだったらいいのに!」「幸福追求権、これ本当に手放しちゃダメ」「高市さんに見て欲しい」「政治の話じゃない、私たちの話。そうなんだよなぁ」「スナックとし子行きたい!!」などの声が上がり、X(旧Twitter)のトレンド1位にランクインしていた。
このあと、茉莉があかりに「月岡あかりさん、都知事になりませんか?」と伝える場面も。次話以降の展開も見逃せない。
◆文=奥村百恵
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