INI 後藤威尊が魅せる5年の成長優しい言葉で周囲を鼓舞する、努力を忘れないオールラウンダー<結成5年記念連載>

後藤威尊 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

INI 後藤威尊が魅せる5年の成長優しい言葉で周囲を鼓舞する、努力を忘れないオールラウンダー<結成5年記念連載>

4月25日(土) 10:00

オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した11人組ボーイズグループINIが、6月13日(土)に結成から5年を迎えようとしている。これを記念して、クランクイン!トレンドでは、彼らの5年間とグループでの立ち位置や魅力をメンバーごとに振り返る連載企画を実施。第4回目は後藤威尊の魅力を深掘りしたい。

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■技術をストイックに磨き続ける努力家

1999年6月3日生まれの後藤は、グループのオールラウンダー的存在だ。もともとダンスの経験を培ってオーディションに参加。しかし、経験者だからといって怠けることなく、自主練習を黙々とこなし、自身のスキルを磨き続けていた姿が記憶に残っている。

そんな後藤だが、グループになってからはラップパートと歌唱パートの両方を担うことが多い。最新曲「All 4 U」ではスタッカートの多いパートや、高音パートなども見事に歌いこなしているのだが、本人はこれについて「何も意識しないで歌っちゃうとペタペタペタペタみたいな、のぺっとしちゃうんですけど、それを裏の(リズムを)感じながらやるのが難しすぎて」と解説。後藤が歌うことで、難しいパートだということを忘れがちなのだが、それは彼がしっかりと楽曲を分析し、自分なりに解釈をしているからだと改めて感じさせる。言うまでもなく、彼は努力の人なのだ。

実際に、彼の努力家ぶりは、オーディション時から現在に至るまでの体の変化を見るだけで健在。メンバーも公認するほどの筋肉を身につけ、今では服の上からでも肩幅や胸筋がしっかりと鍛え上げられているのが目立つ。このストイックさが、体づくりだけではなく、歌やダンス、ラップと言ったパフォーマンスにも向けられているのだろう。

ちなみに後藤の体づくりを参考にしたい人にぜひ見てほしいのが公式YouTubeに投稿されている「【毎日2分】INI後藤威尊の、迷ったらコレ!“腹筋”筋トレルーティン」。トップアーティスト直々に腹筋指導が無料で受けられるなんて、ありがたい時代だと改めて感じさせられる上、シンプルに参考になる。彼の持ち前のポジティブさも相まって、最高なコンテンツだ。

■後藤の良さがあふれる言葉選び

ここでグループでの後藤の立ち位置についても紹介したい。単刀直入に言うと、後藤はグループの中で王子様のようなポジションにいる。オーディション中、現INIメンバーである尾崎匠海、佐野雄大と共にレベル分けテストにてパフォーマンスした際のチーム名が“浪速のプリンス”だったこと、そしてINIを結成して間もない頃から「みんなの王子様になりたい、後藤威尊です」という自己紹介をし、メンバーブログでは「王子様への道のり」というタイトルで2025年末まで更新(現在は別のタイトル)をしたことなどが理由だ。

そのような要素もありつつ、筆者が本当に推したいのは後藤がグループのムードメーカーかつ緩衝材のような役割を担っている点だ。まず、企画系のYouTubeを見ると、ボケとツッコミのバランスが絶妙で、振る舞いが抜群に上手い。人を笑わせようとはする時も、言葉選びが秀逸であるゆえに誰かが悲しい気持ちになるようなことはなく、優しさがにじみ出ている印象だ。

そして、その優しさを兼ね備えつつ、しっかりと伝えるべきことは伝え、何よりもグループでの活動を楽しんでいるところもポイントだろう。例えば、オーディション中に印象深かったのは、グループバトルの際にメンバーの休憩が多いことに対してリーダーとして「今日みたいな練習していたらみんなが後悔すると思う」「ちょっとしんどいと思うけど、指先まで意識しよう」とキッパリとしかし厳しすぎずに伝え、周囲を鼓舞したシーン。決して相手を否定したり、上に立って支配したりするのではなく、良い方向へと巻き込もうとする言葉選びに感動したのを覚えている。

ちなみに、グループ初のドキュメンタリー映画『INI THE MOVIE「I Need I」』で密着された際には、監督からスタッフとの接し方について「丁寧で、常にニコニコしていて素敵ですね」と言われたことを明かす。「自分の中では当たり前のようにやっていたことでしたが、『これが自分にできることで、自分らしいキャラクターなんだな』と感じました。これから時間が経っても忘れたくない、大切にしたい部分だと改めて思いましたね」と答えていた。

このようにまとめてみると、後藤が発する言葉や行動への信頼感は計り知れない。ちなみに、そんな後藤はドキュメンタリー映画の主題歌「君がいたから」で初の作詞に挑戦した。これをきっかけに、言葉を大切にしてきた後藤が、今後作詞という面でも思いを伝えてくれることに期待したい。(文:於ありさ)

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