「脳が覚えている」閉経後の激しい頭痛と吐き気。医師の指摘で苦痛から解放されたワケ【医師解説あり】

「脳が覚えている」閉経後の激しい頭痛と吐き気。医師の指摘で苦痛から解放されたワケ【医師解説あり】

4月25日(土) 8:15

40代に入り、よくめまいからの頭痛、吐き気と動けなくなるほどの体調不良を起こすようになった私。職場近くの病院で点滴をしてもらったり、薬をもらって飲んでいた矢先、職場が変わることになりました。今まで通っていた病院が遠くなったので、近くで薬をもらえるようにと別の病院を受診。すると、驚くほどの体調の変化が見られたのです。【医師解説あり】
めまいからの体調不良
睡眠不足やストレス、疲れから、めまいが始まったかと思えば頭痛が始まり、吐き気がして目が開けられなくなり、動けなくなることがしばしばあった私。職場近くの病院へ行き、点滴をしてもらって、ようやく動けるようになっていました。薬ももらって飲んでいたので、そのおかげで症状が治まっていると思っていたのです。

ところが、もらっていた薬が少なくなってきたころ、職場が変わることになり、次の職場の近くで同じ薬がもらえるようにするため、近くの病院を受診することにしました。
違う病院での診察結果は…
受診した病院の医師に、これまでのめまいからの症状と、前の病院でもらって飲んでいた薬のことを話しました。すると「それは片頭痛だね」と言われたのです。「生理の周期で起きない?」と聞かれ、私は、もう生理が終わっていることを伝え、「更年期がこの体調に関係しますか?」と質問しました。

先生は、「生理が終わっていても、脳が生理の周期を覚えていて片頭痛を起こしているのかもしれないね」と。私はとてもふに落ちた感じがしました。
薬を変えてからの体調
片頭痛の薬は、頭が痛くなり始めたらすぐ飲むようにと言われ、今まで具合が悪くならないようにと予防で飲んでいた薬を止めました。すると、動けなくなることもなく、頭痛もすぐよくなるようになったのです。

ただ、睡眠不足やストレス、疲れなどは体調不良を引き起こす原因という点は共通なので、できるだけ睡眠は取るようにしています。仕事の都合で、働く時間が長くなってはいるものの、以前より具合が悪くなることが減っている気がします。
まとめ
点滴までしなければいけない状態になっていた私は、睡眠不足や疲れがたまっていて「薬を飲んでおかないと具合が悪くなってしまう」と思い、具合が悪くなる前に予防的に薬を飲んでしまっていました。今回、病院を変えたことで、私の症状に合った診断と薬をもらうことができ、そして何よりも体調不良にあまりならなくなったので本当によかったと思います。
医師による解説:閉経後も片頭痛が起こる理由
閉経後であっても、片頭痛が起こることは珍しくありません。女性ホルモン(エストロゲン)の変動が長年続いてきた影響で、脳がそのリズムに敏感な状態になっていることがあり、これを比喩的に「脳が生理の周期を覚えている」と表現することがあります。

実際には、ホルモンの急激な変化や自律神経の乱れ、ストレス、睡眠不足などが引き金となり、片頭痛が起こりやすくなると考えられています。また、頭痛が起こる前から予防的に鎮痛薬を飲み続けることで、かえって頭痛が慢性化する「薬剤使用過多頭痛」を招く場合もあります。

症状に合った薬を、適切なタイミングで使用することが大切です。気になる症状が続く場合は、自己判断せず、医師に相談しましょう。


※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
著者:松田みさと/40代女性。2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

監修者:医師 沢岻美奈子 女性医療クリニック院長 沢岻美奈子先生 医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。


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