4月23日(木) 22:40
高校入学時の主な支出としては、入学金、授業料、制服代、教材費、通学に必要な用品費などがあります。公立高校の場合、入学金は比較的安く数千円から数万円程度ですが、私立高校になると10万円以上かかることもあります。
制服代も大きな出費のひとつです。ブレザーやシャツ、靴など一式をそろえると、5万円から10万円程度になることが一般的です。また、教科書や副教材、電子機器などの購入費用も必要で、こちらも数万円程度の支出になります。
さらに見落としがちなのが、部活動費や通学定期代です。部活動に入る場合は、用具代や遠征費などがかかり、年間で数万円以上になることもあります。通学距離が長い場合は、定期代も大きな負担になります。
このように、高校入学時には一時的な費用と継続的な費用の両方が発生するため、想像以上にお金がかかると感じるのは自然なことです。
結論からいうと、双子の場合には高校入学にかかる費用は「ほぼ2倍」になります。ただし、すべてが単純に2倍になるわけではありません。
例えば、入学金や授業料、制服代、教材費などは、それぞれの子どもに対して個別に必要になるため、基本的には人数分がかかります。つまり、この部分は2倍と考えてよいでしょう。
一方で、自宅で共有できるものなどは2倍にならないケースといえます。例えば、参考書や辞書、タブレット端末などは、使い方によっては共有できる場合があります。ただし、同時に使用することが多い場合はもう一台必要になることもあるため、状況に応じた判断が必要です。
また、通学に関しても同じ学校に通う場合は、定期券の購入方法や通学ルートを工夫することで、わずかに負担を抑えられる可能性があります。ただし、大きな節約にはなりにくいのが現実です。
つまり、双子の場合は「多少の調整はできるものの、基本的には2人分の費用がかかる」と考えておくと、家計の見通しを立てやすくなります。
費用が大きくなると分かっているからこそ、事前の準備や工夫が重要になります。まず検討したいのが、国や自治体の支援制度です。高校の授業料については「高等学校等就学支援金制度」があり、授業料が無償化されます。
また、「高校生等奨学給付金」などの奨学金制度も選択肢のひとつです。
さらに、制服や教材についてはリユース品を活用する方法もあります。学校や自治体と企業が協力して学用品のリユース事業を推進しているケースもあるため、これを利用することで状態によっては数千円〜数万円の節約につながることもあります。
日々の生活費についても見直しの余地があります。例えば、通信費や保険料などの固定費を見直すことで、毎月の支出を少しずつ減らすことができます。こうした積み重ねが、教育費の負担を支える余裕につながります。
双子の高校進学は、どうしても出費が重なり、家計への負担が大きくなります。特に入学時はまとまったお金が必要になるため、事前にしっかりと準備しておくことが重要です。
費用の多くは人数分かかるため、基本的には2倍を想定しておく必要がありますが、一部は工夫によって負担を抑えることも可能です。また、公的な支援制度や奨学金を活用することで、実際の負担を軽減できる場合もあります。
重要なのは、「思ったよりお金がかかる」と感じた時点で対策を考え始めることです。早めに情報を集め、利用できる制度を把握し、家計の見直しを行うことで、無理のない形で教育費を支えていくことができます。双子だからこそ計画的に備え、安心して高校生活をスタートできる環境を整えていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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