【漫画】本編を読む
貧困の村から生贄として、残忍な王のもとに1人の少女が差し出された。覚悟を決めていた彼女だったが、王のひと言に唖然としてしまう。「生贄(いけにえ)制度は廃止になっているぞ」――なんと獣人と人間が共存するこの世界でも、社会変革が起きていた!作者である國里さんにストーリーの見どころや注目してほしいキャラクターについて話を聞いてみた。
■“デブ活”で生きる気力を取り戻す!
本作「おいしい生贄のはずだった」は、とにかく自分自身が癒やされたくて描いたことがきっかけだという、作者の國里さん。「しんどいときや、何もできないという精神状態のときにストレスなく読めて、感情が安定する物語を自分で描いてみようと思いました。私自身、大きなモフモフしたものが大好きなのでたくさん登場させ、すべてが報われて愛される主人公を描こう!と思いました」と、教えてくれた。
本作に登場する動物はいい動物ばかりで、読者から「やさしい世界」「最高です」などのコメントが寄せられているが、「やさしい世界が伝えられたことは登場人物みんなのおかげです」とのこと。また、國里さんが描いていて楽しかったのは隣国の王子エヴァネルだそうで、「本当はもっと嫌な人間に描こうと思っていたのですが、“少し抜けてるおバカな王子”という設定にしたら、頑張って嫌味を言おうとしてる姿もかわいく思いながら描いていました(笑)」と明かす。
最後に、本作は長編ストーリーだが、どんな物語か伺うと「飢饉の村に住む少女が、生贄として獣人の王様の元へやって来て、帰る場所のない少女はその場で食べてほしいと懇願しますが、痩せすぎていてマズそうだからと拒否されてしまう。王宮に住み込んでの“デブ活”が始まり、次第に王様の優しい一面や王宮の人々の優しさに触れ、生きる気力を取り戻し、そのまま働かせて貰うことに…。そんな生活の中で芽生える恋や、自分の存在価値、自己肯定感を取り戻していく…というお話です」と話してくれた。
登場キャラクターのやさしさに心が温まる。ぜひチェックしてみてほしい。
取材協力:國里
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