【漫画】本エピソードを読む
働く日常の“あるある”を独特の哀愁で描く青木ぼんろさん(@aobonro)さん。今回のテーマは、毎年恒例なのに毎年しんどい――そう、花粉症である。くしゃみも涙も止まらない中で繰り広げられるのは、花粉との戦い…だけではない。“花粉症じゃない人”との静かなる攻防戦もまた、避けては通れないのだ。
■敵は花粉だけじゃない、すぐそこにいる
毎年「過去最高」を更新してくる花粉に対し、万全の対策で挑む青木さん。しかしその努力をあっさり無効化する存在がいる。「花粉症って大変だね」と言いながら――窓、全開。春の風、フルスロットルである。
いや待ってほしい。その風、敵を運んできている。本人に悪気はない。ないのだが、だからこそ止めにくい。これが“花粉症じゃない人”の恐ろしさである。
■「わかる」と「わからない」の深すぎる溝
青木さんは花粉症をテーマにした理由について、「純粋に辛いっていうのが大きいです」と語る。「花粉症の人とそうじゃない人の間には深い溝がある」とも話しており、今回のエピソードもその象徴的な一例だ。
体験していない人には、この苦しさはなかなか伝わらない。だからこそ、“ちょっとした善意”が致命傷になることもある。ある意味、ホラーである。
■気づけば“花粉症漫画家”という称号に
反響については、「花粉症の漫画を描いてから、花粉症の案件をいただくようになりました」と語る青木さん。「少しずつ“花粉症漫画家”として認知されているのかなとも思います(笑)」と、まさかの肩書きを獲得している。もはや花粉との戦いが、キャリアにまで影響している状況だ。
■春=憎しみという新たな感情
「発症前までは春が好きだったんですけどね…」と語る青木さん。「今や、憎しみさえ抱く様になりましたね…」と静かに続ける。花粉症が人生観を変える瞬間である。
暖かくて過ごしやすいはずの季節が、一転して試練の季節になる。そんな理不尽を、コミカルに、しかしリアルに描いているのが本作の魅力だ。
花粉と戦い、さらに“理解されないこと”とも戦う日々。青木さんの描くサラリーマン生活は、「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない」かもしれないが、読めば誰かの“あるある”には確実に刺さる。今日もどこかで、窓は開けられている。
取材協力:青木ぼんろさん(@aobonro)
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