【写真】生真面目な大江戸(松山ケンイチ)がダンスを披露!
永作博美が主演を務める火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第3話が4月21日に放送された。大江戸(松山ケンイチ)の過去が明らかになり、鮨アカデミーのクラスが崩壊の危機に。そんな中、大江戸はみなと(永作)たちから大切な気付きを得る展開となった。(以下、ネタバレを含みます)
■50歳の主人公が第二の人生を歩み出す姿を描く“人生応援ドラマ”
本作の主人公は、14年前に夫を亡くして以来、一人息子のためにまっすぐに生きてきた50歳の待山みなと(永作)。スーパーの正社員として働く一方、子育て卒業という大きな一区切りを迎え、ひょんなことから3カ月で鮨職人になれる“鮨アカデミー”に通うことに。さまざまな出会いによって自分のために生きる一歩を踏み出していく姿を描く。
みなとが通う鮨アカデミーの堅物講師・大江戸海弥役を松山ケンイチ。みなとの個性豊かなクラスメートとして、大手コンサルティング企業からキャリアチェンジを図る柿木胡桃役をファーストサマーウイカ、寡黙だが誰よりも鮨を学びたいという意欲にあふれる森蒼斗役を山時聡真、仕事をリタイア後に趣味として鮨を習いにやって来たダンディーで多彩な紳士・立石船男役を佐野史郎。また、みなとのかけがえのない一人息子・渚役を中沢元紀が務める。
■「おすし」の約束を守れずに落ち込む大江戸
大江戸がかつて店主として営んでいた鮨屋で弟子を殴り、閉店に追い込まれたというニュース記事を胡桃が見つけた。胡桃は、アジの一品料理の課題を一人だけ不合格にされたことに対する腹いせの思いもあったようだが、大江戸は記事に書かれているのは自分だと認める。
記事の拡散、炎上を恐れる鮨アカデミーの学長・横田(関根勤)は、対応を考える間「しばらく休んでいてください」と、大江戸に出勤停止を言い渡した。
大江戸の親方に頼まれ、悩みながらも講師とすることを決めた横田。その採用時に大江戸と「おすし」の約束=「大きな声を出して生徒を怖がらせない」「鋭い視線で生徒を刺さない」「しっかり全員卒業まで見届ける」をしていた。
授業でたびたび思わず声を荒げてしまって、ハッとした表情を浮かべていたのはこの約束があったから。みなとがアカデミーをやめることを撤回した矢先の出来事でもあり、横田は「全部守れてないじゃないですか」と言うのだった。
偶然2人の会話を聞いてしまったみなと。大江戸は、みなとの仕事帰りを待ち伏せし、「あのとき待山さんにやめてほしくないと思ったのは、学長に言われたからではありません。私の心からの気持ちです」と告げた。
■胡桃が大江戸に謝罪、大江戸にみなとから“ロボット掃除機”に例えたアドバイスも
その後、大江戸は世話になった親方・土方(金田明夫)に会いに行き、自身の現状を詫びる。落ち込んでいる大江戸に、土方は「ちゃんと飯、食ってるか? お天道様の光、浴びてるか?」と心配し、しばらく自分の家にいればいいと提案した。
みなとや、みなとの親友・泉美(有働由美子)らのアドバイスもあって、再びアカデミーに通うことにした胡桃は、蒼斗や立石に混乱させてしまったと頭を下げる。蒼斗からのヒントで、土方の店に行けば大江戸に会えるのではないかと思った胡桃は、みなとに付き合ってもらう。
ところが、土方の店は2年前に閉店していた。途方に暮れていると、偶然にも外出していた土方と大江戸に遭遇。土方の家に寄らせてもらう。
「勝たなきゃって、勝手に相手に拳を向けて、先生のこと、全然見てなかった」と反省する胡桃。大江戸は、記事にあった出来事を話しだす。突然辞めると言った弟子の挑発で胸ぐらをつかみ、そのまま引き倒したたことは事実で、「私が一番情けないのは、あんなことになるまで、弟子たちの不満にまったく気づかなかったことです。独りよがりになっていたんです」と打ち明けた。
記事が出た後、味方がいないことに気付き、妻とも離婚して本当に1人になってしまったという大江戸。鮨アカデミーの講師として、鮨に携わる機会を再び得たが、「また同じ失敗をしてしまったかもしれません」と語る。
すると、みなとが「そんなことはないです」と口を開いた。「私は先生が一生懸命変わろうとしていたのを知っています」と言うみなとは、土方の家にあったロボット掃除機を例に「任せられるところはこの子(※ロボット掃除機)に任せて、余った時間を自分は違うことに使ってみる。ちゃんと頼ってみる。バランスを見つける。これからはそういうバランスを見つけていったらいいんじゃないでしょうか」と助言。そして「だから、早く戻ってきてください」と願った。
■大江戸の“中の人”のマツケンサンバに視聴者沸く
講師に戻った大江戸は、お詫びの気持ちとして卵焼きを振舞う。立石は「寿司において卵焼きは職人の人柄がにじみ出るもの。それを食べて判断しろ、そういうことですよね。粋ですよね~。職人ですね」と感嘆。
その後、アジの一品料理の課題に無事に合格した胡桃の祝賀会とクラスの懇親会を、泉美行きつけのカラオケスナックで開催。そこで大江戸は、生まれて初めてスマホ決済を利用したことを明かす。
これまで目に見えるかたちでお金の受け渡しをし、そのやり取りのなかで「ありがとう」と言うことも含めて「信頼であり、守られるべき文化」と思ってきたが、効率性があるスマホ決済ならではのよさを知ったという。みなとが言っていた“ロボット掃除機”の話に通じ、「両方のよさを知ったうえで、必要に応じてどちらかを選び、バランスを取る」大切さに気付いたのだった。
修業時代、土方に「機械に頼るな、自分の手でやれ」と厳しく教え込まれた大江戸。だが、土方もロボット掃除機を愛用するようになっていて、変化していた。また、大江戸に触発されて、みなとも息子から受け取ってうれしかったオンラインギフトに挑戦。時代の進化には、その便利さがあって、それを使い手が選択していけばいい。人との新たな関係においても、バランスをとることは大切だ。
みなとのオンラインギフトを贈る初めての相手が大江戸ということと、大江戸がもらったチョウチンアンコウのトートバッグにうれしそうな表情を浮かべていたのにもほっこりした。懇親会のシーンでは、サービスカットも。胡桃が歌う「マツケンサンバ」に、立石にそそのかされて大江戸が参加し、ぎこちないながら踊り、最後の「オレ!」のポーズを決めた。
視聴者からは「松ケンのマツケンサンバが見られるとは」と歓喜の声が上がりつつ、「柔軟にバランスよく対応していけたらいいよね」「ほっこりしたり考えさせられたり…本当に心温まるドラマ」「いい話だったなぁ」などの感想があった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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