プロ野球のセ・リーグではいま異変(失礼!)が起きている。昨年、最下位だった東京ヤクルトスワローズが首位を快走中(4月20日時点)。采配を振るっているのは池山隆寛監督だ。監督という存在の大きさを改めて認識している野球ファンも多いのではないだろうか。
そんな中、野球著作家・ゴジキ氏による新刊『マネジメント術で読むプロ野球監督論』(光文社新書)が、3月18日の発売から1カ月以上が経過した現在も、全国の主要書店やオンラインストアでランキング上位を維持している。発売直後の初速にとどまらず、継続的な販売が続いており、ロングセラー化の兆しを見せている。
同書は、原辰徳、落合博満、岡田彰布、栗山英樹、高津臣吾、新庄剛志ら歴代監督13人の采配や哲学を「マネジメント」の視点から読み解く一冊。データ分析と現場の思考を往復しながら、強い組織をつくる指揮官の思考法を体系化している点が特徴だ。WBCの裏側に潜む戦略や、現代的な「叱らない指導」への言及など、単なるスポーツの枠を超えて「組織と個のあり方」を提示している点が、時代のニーズに合致したようだ。野球ファンのみならず、ビジネスパーソンからも「仕事に応用できる」「組織論として読み応えがある」などの声が寄せられているという。
SNS上では発売後も読者の投稿が増え続けており、「監督の采配を見る視点が変わった」「マネジメントの具体例が多く、仕事に置き換えて考えられる内容だった」などの感想が拡散。プロ野球シーズンの開幕とともに、「観戦体験を深める本」としての認知も広がっている。
新書判352ページ、税込1276円。プロ野球の“勝ち方”を、データとマネジメントの視点から深掘りする内容は、2026年シーズンの行方を占う上でも必読の書かもしれない。
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