【漫画】本編を読む
「うえっ…もう22時だ。スーパーがまた閉まってる」。長時間残業を強いられる、いわゆるブラック企業に就職した八田。上司に相談しても引き止められるばかりで、退職の意向は無視される。仕事のもやもやを描いた、羽流木はない(@warugi871)さんの「お仕事をがんばる女性の話」が、X(旧Twitter)で話題だ。今回は、本作について羽流木はないさんに話を聞いた。
■「あとちょっとだけ生きやすくなったらいいなあ〜」という願いを込めて
「自分が仕事を辞めたかったとき、言い出すのが気まずくて思いつきました」と制作のきっかけを語る作者・羽流木はないさん。本作「お仕事をがんばる女性の話」は公開まもなく5.3万いいねが付くなど、見事なバズりをみせた作品である。羽流木さんは「私自身が最初の伏線が最後にひっくり返されるのが好きなので、そういう驚きがネットで軽く読むにはよかったのかもしれません」と、自身の"好き"とネットでのニーズがかみ合った結果であると見解を教えてくれた。
辞めづらい会社を退職するために"お化け"を雇う。そんな斬新なコンセプトで展開するストーリーに、読者からは「私も同じようにこの人に依頼したい!」という声が続出したのだそう。作中に登場するお化けに関しては、ある程度自由がある結構強い怨霊をイメージしており、例えば"嫌な上司を引き摺り込む"などそういった理不尽な制裁も「お化けとの契約についてはそもそも倫理観の外のことなので、選択肢としてはありだと思います!」と羽流木さんは語る。
最後に「自分の幸せのためにどこまでほかのものを犠牲にできるか?という問いは一見邪悪ですが、食事などを含めると我々にとって本当に身近でありふれた問いだと思うので、自分だったら『誰を』あるいは『何を』選ぶか、ぜひ自由に想像してもらえれば幸いです」と読者へ向けてコメントを残してくれた羽流木さん。
そんな羽流木さんの「あとちょっとだけ生きやすくなったらいいなあ〜」という願いを込めて描かれた作品が気になる人は、ぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:羽流木はない(@warugi871)
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