“20年ぶりV”を果たした髙橋竜彦のこだわり1Wは小ぶりなプロトタイプ、ウッドとアイアンでトルク違いのグリップを使い分け

シニア初優勝を遂げた髙橋竜彦(撮影:佐々木啓、ALBA)

“20年ぶりV”を果たした髙橋竜彦のこだわり1Wは小ぶりなプロトタイプ、ウッドとアイアンでトルク違いのグリップを使い分け

4月21日(火) 21:00

提供:

国内シニアツアー第2戦の「ノジマシニア」を制した髙橋竜彦。3年目でシニア初優勝を果たしたが、2006年のレギュラーツアー「日本ゴルフツアー選手権」以来、20年ぶりに優勝カップを掲げた。ドライバーイップスと向き合いながらつかんだ14本のクラブに迫った。



【写真】イップスと向き合う髙橋の1Wの♦はなんだ?


08年頃からドライバーイップスを発症。「手が震えてティアップできないほど。本当に苦労しました」と深い悩みだった。技術の見直し、先輩のアドバイス、メンタルトレーニングなどから症状を抑えて見事な復活優勝となった。

キャディバッグを覗くとフェアウェイウッドとパター以外は契約するダンロップ製のクラブが並ぶ。優勝時に手にしていたドライバーはスリクソンの『ZXi LS』のロフト角10.5度だ。

「昨年の途中から使っていて、ヘッドが小ぶりでロフトが多め。操作性がよくて、自分の中ではかなりいいです」。よく見るとロフト表示の横に「♦」のマークが記されており、小ぶりなプロトタイプだと思われる。

フェアウェイウッドの下は、3番と4番のユーティリティを入れているが、最近はシニアでは少数派のアイアン型『ZXi U』を入れている。「もともとアイアンを得意というのもあるけど、この3と4番が好きなんです。構えやすくてラインも出しやすいんです」と手放せない形である。「飛ぶ方ではないので、この番手が残ることも多くて。ノジマシニアでも大活躍しました」と優勝のカギになったクラブでもある。

試合終盤に5~6mのクラッチパットを沈めたパターは、オデッセイの『ホワイトホットOG#5CS』。「もうセンターネックしか使えないです。センターシャフトはアドレスで迷わない。どこ向いているか分かりやすい」と、こだわりのネックである。

14本のクラブを細かく見ると2種類のグリップを使っていた。ドライバーとフェアウェイウッドの2本、58度の4本は『ワタナベグリップ』、パターを除くそれ以外は男女プロの使用率の高い『パルマックス』を使用している。

聞きなれない『ワタナベグリップ』は、手嶋多一らが使用しシニアで流行の兆しを見せる。同グリップは、ブレーキゴム製品などを手がける国内大手のワタナベラバー株式会社が開発した天然ゴムのモデルだ。

「ワタナベグリップは低トルクでスイング中にねじれないんです。ダウンスイングのフェースの向きそのままインパクトを迎えるみたいな感じです。アイアンは球を曲げたいので、グリップのねじれを感じる方がいいんです」。シャフトのしなり戻りのように、グリップにもねじれがある。繊細な違いが1打の違いを作り出しているようだ。

【髙橋竜彦の優勝ギア】
1W:スリクソン ZXi LS(10.5度/スピーダーNXグリーン 60-S)
3,5W:キャロウェイ エリート♦♦♦(15,18度/スピーダーNXグリーン70-X)
3,4U:スリクソン ZXiU(20,23度/アッタスHY95-S)
5~PW:スリクソン ZXi7(N.S.PRO モーダス3 SYSTEM3 TOUR125 S)
52,58度:クリーブランド RTX6ツアーラック(N.S.PRO モーダス3 システム3 TOUR125 S)
PT:オデッセイ ホワイトホットOG 5CS ストロークラボ
BALL:スリクソンZスターXV


<ゴルフ情報ALBA Net>
【関連リンク】
2010年は獲得賞金ゼロ1Wイップスと向き合う髙橋竜彦が夫婦でつかんだ “20年ぶり”V
“すしダンス”でツアーを盛り上げた52歳がシニア最高位の2位スタート前の練習で13球しか打たない理由は?
6年欠かさないライン入れと”緊張”に強いパター髙橋彩華が弱点を武器にして自身初の年間複数回V【勝者のギア】
手嶋多一がドライバーにだけ使う『ワタナベグリップ』とは何だ?
ALBA.Net

新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ