4月18日(土) 5:30
結論からいうと、ブラックカードを持てる年収については、基本的に公表されていません。
例えば「ダイナースクラブ プレミアムカード」は、入会の目安を「非公開」としています。年会費が16万5000円(税込み)であることは公表されていますが、審査基準が明確ではありません。
JCBの最高位カードである「JCBザ・クラス」の場合は、「JCBが定めた条件を満たした方を招待します」と説明しています。年会費は5万5000円(税込み)です。このように年収基準がないため、年収500万円で加入できるかどうかは明言できません。
なおブラックカードの中には、存在そのものについての情報がないか、少ないものがあります。例えば、アメリカン・エキスプレスの「センチュリオン・カード」は日本の公式サイトに明確な情報が見つかりません。
アメリカの公式サイトによると、「Initiation Fee(入会金)」は1万ドル(約160万円)、「Annual Fee(年会費)」は5000ドル(約80万円)です。
ほかのクレジットカードとは異なり、ブラックカードは自ら申し込むのではなく、クレジットカード会社が特定のユーザーを招待するケースが一般的なようです。
例えば「JCBザ・クラス」は先述の通り招待制です。「ダイナースクラブ プレミアムカード」についても「招待制カード」としています。つまり誰でも保有できるものではなく、あくまでクレジットカード会社側の意向によってユーザーになれるかどうかが決まります。
公式サイトでは明確な基準は設けられていないものの、以下のような点が審査されるといわれています。
・年収
明確な基準が公表されているわけではありませんが、高額な年会費を継続的に支払える程度の年収があるか判断される可能性があります。
・年間利用額
クレジットカード会社はカード利用の促進を促す立場であり、年間利用額が大きいほど有利になると考えられます。
・利用実績
ゴールドカードやプラチナカードなどの高ランクカードで十分な利用実績があるかどうかも招待に影響するかもしれません。
・信用情報
過去の支払いに延滞がないか、返済能力は十分あるかなどの情報が信用情報機関で照会される可能性があります。
端的にいえば、一定以上の収入水準や利用実績があることが、招待の鍵になるといえるでしょう。
一般的には、ブラックカードは招待制のカードですが、一部「ブラックカード」と呼ばれるカードの中で、申請可能なものもあります。例えば「楽天ブラックカード」に明記されているのは、以下の条件です。
・「楽天プレミアムカード」の保有者かつ会社が定める時点で契約から12ヶ月以上経過していること
・会社が定める12ヶ月間のカード請求金額の合計が500万円以上
ブラックカードの中にはこのように一定の条件を満たすことで自ら申請できるものも存在します。
ブラックカードの審査基準は非公開であることが多く、年収がいくら必要かどうかは不明です。基本的には招待制であり、一部のカードを除いては自分で申請することはできません。
ただし、高い年収を得ていることや年間の利用額が多いこと、社会的信用が申し分ないことなどが招待の基準となると考えられます。
三井住友トラストクラブ株式会社 ダイナースクラブ プレミアムカード
株式会社ジェーシービー JCBザ・クラス
楽天カード株式会社 楽天ブラックカード
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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