オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した11人組ボーイズグループINIが、6月13日(土)に結成から5年を迎えようとしている。これを記念して、クランクイン!トレンドでは、彼らの5年間とグループでの立ち位置や魅力をメンバーごとに振り返る連載企画を実施。第3回目は木村柾哉の魅力を深掘りしたい。
【動画】木村柾哉のダンス愛を感じる「[INI STUDIO] MASAYA ‐ Bruno Mars 777 DANCE VIDEO」の映像
■INIをポジティブに引っ張るリーダー
1997年10月10日生まれの木村。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に参加する以前は、韓国の人気アイドルグループSEVENTEENなどのバックダンサーを務めたり、M!LKやKing & Princeの振り付けを担当していた経歴の持ち主だ。
番組放送前に行なわれたオンタクト能力評価(オンライン上での投票システム)で1位を獲得し、同番組のテーマ曲「Let Me Fly ~その未来へ~」ではセンターに抜てき。デビューメンバーが決定する最終審査でも1位を獲得しており、振り返ると、番組の放送中、一度も3位以下に落ちることがなく人気ぶりをキープしていた。
INIになってからもセンターを担うことが多く、その実力はメンバーもMINI(=INIのファンの呼称)も認めるもの。ただ、彼がセンターかつリーダーとしてINIを引っ張る存在であるのは、ただただスキルが長けているからではない。木村は、不思議な一面を兼ね備えた柔らかな人物でありながらも、周りをポジティブな方向に引っ張り、縁の下の力持ちのような頼りになる面を持つ。
例えば、オーディション中、A〜Fクラスに練習生が振り分けられた際、Aクラスに所属した木村は、Fクラスのメンバーに自分の練習時間を割いてまで教えに行くという驚きの行動を見せたことが当時話題となった。この振る舞いや、各バトル中の姿勢もあって、番組の最終回では“愛されリーダー”という誰もが納得するキャッチコピーを付けられたのだ。デビューが確約していない状況で、リーダーという肩書きが付けられるのは、少々珍しいことな気もするが、当時放送を見ていた人からすれば、なんの違和感もない圧倒的リーダーっぷりを見せていた。
そんな木村のリーダー像について、個人的にはデビュー当時からぶれていないように感じている。2021年9月にグループの公式YouTubeチャンネルで公開された『INI | リーダー決定』で、選ばれた際の木村は当時「リーダーになったけど頼ることを増やしながらやっていきたいなと思います。リーダーという形で、グループに少しでも僕の力を貢献できるように頑張っていきたい」とコメント。
5年経とうとしている今、そのコメントを見返してみると、木村がメンバーをリスペクトし、時には頼り、そして笑顔を絶やさず活動している姿から、当時の抱負を有言実行しているように感じる。
もちろん11人全員の人間性があってこそだが、上に立つというよりも、みんなで一緒にポジティブな方向へと進んで行こうとする木村がグループにもたらしている影響は計り知れないだろう。
■5年の活動を経てオールラウンダーに
また、先述した所信表明で「グループに少しでも僕の力を貢献できるように頑張っていきたい」と話していた木村は、実際にこの5年、木村=ダンスというイメージが強かった中でそれに囚われず、歌唱、そして演技とオールラウンダーとしてできることを増やしていった印象がある。
例えば、彼が1番のサビでセンターに出てくるホリデーソング「Present」は、木村の優しく柔らかな歌声にマッチしていると思う。特に出だし部分や、2番の「今夜だけは」と歌う時の表情の優しさも相まってクセになることだろう。
さらに自身がプロデュースした「ツナグ」は、木村のポジティブに日々を捉えているような考え方が表現されているようなエールソングとなっており、ストレートな歌詞は、落ち込んでいる時に聞くだけで、そっと背中をさすってくれるようなパワーが込められているので、ぜひとも聞いてほしい。
もちろん圧倒的表現力を持つダンサーとしての顔も健在。自らがプロデュースを務めた「[INI STUDIO] MASAYA ‐ Bruno Mars 777 DANCE VIDEO」は、1つの映画を見ているかのように場面がくるくると変わっていくショーのような映像に仕上がっていて、彼のスキル、そしてダンスを愛する心をひしひしと感じさせる内容だ。
最近では映画『ロマンティック・キラー』で爽やかだけど少々不思議な野球少年を演じたり、韓国で社会現象を巻き起こしたドラマ『ストーブリーグ』の日本版で亀梨和也の弟役を演じたりと芝居の面でも大活躍。作品を通じてファンを増やしている印象もある。
今後もきっとポジティブかつ貪欲にグループとして、そして個人としての活動に取り組んでいくことで、MINIを楽しませてくれるに違いない。木村がここから先の未来、MINIにどんな景色を見せてくれるのか今から楽しみだ。(文:於ありさ)
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