4月17日(金) 4:10
マクドナルドの株主優待券は、日本マクドナルドホールディングス株式会社が年2回、100株以上を1年以上保有する株主に送付する商品無料引換券の冊子です。1冊は6シート綴りになっており、1シートにバーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券が1枚ずつセットになっています。
バーガー類はバリューセットのメインとして選べる商品が対象で、期間限定商品や朝マック商品も引き換えの対象に含まれます。ただし、デリバリーやモバイルオーダー、タッチパネル式のセルフオーダーキオスクでは利用できないため、有人レジでの注文が必要です。
マクドナルドの株主優待を受け取るには、最低でも100株を保有する必要があります。2026年3月16日の終値は1株あたり7780円で、100株の購入には77万8000円の資金が必要です。
2024年以降は、優待取得の条件として「1年以上の継続保有」が新たに加わりました。権利確定日は6月末と12月末の年2回で、直近3回連続して株主名簿に記載されている必要があるため、購入してすぐに優待が受けられるわけではありません。
保有株数によって受け取れる冊数も異なり、100〜299株で年2冊、300〜499株で年6冊、500株以上では年10冊の優待券が届く仕組みになっています。
日本マクドナルドホールディングス株式会社の公式サイトでは、株主優待券の転売を禁止しており、非正規ルートで入手した優待券に関する問い合わせには応じかねると明記されています。
2025年7月にはマクドナルドが株主優待券の偽造品の存在を公式に注意喚起し、メルカリは同年8月21日よりマクドナルド株主優待券の出品・販売を全面禁止にしています。
偽造品はプロでも見分けが難しいほど精巧に作られており、使えなかった場合の返金・交換は一切受け付けてもらえません。「5000円分の優待券が3000円で売られている」といって安く手に入れようとした結果、3000円をそのまま損するリスクも十分に考えられます。
金券ショップやヤフオクなどでも優待券が流通しているケースがありますが、転売品である点に変わりはなく、規約上の問題や偽造リスクは同様に存在します。
マクドナルドの株主優待券は、バーガー・サイドメニュー・ドリンクが無料になる人気の特典です。100株保有で年2冊受け取れますが、優待を得るには1株8090円(2026年4月現在)の株を100株(80万9000円分)購入したうえで、1年以上継続保有する必要があります。
フリマアプリでの購入は転売禁止の規約に反するうえ、精巧な偽造品も多く出回っているため、使えなくても返金は受けられません。
3000円を支払ってそのまま使えずに終わるリスクを考えれば、株主として正規のルートで手に入れたり、優待を使わずに商品を通常購入する方法を選ぶほうが安心と言えるでしょう。
日本マクドナルドホールディングス株式会社 投資家の皆様へ
執筆者 : 高柳政道
FP1級、CFP、DCプランナー2級
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