4月16日(木) 22:40
一般的な全自動洗濯機では、1回の洗濯に使う水の量は100〜150リットル程度とされています。この中には洗いとすすぎの工程が含まれており、すすぎは通常2回行われることが多いです。
すすぎ1回あたりに使用される水の量は、およそ30〜50リットル前後です。そのため、すすぎを2回から1回に減らすことで、1回の洗濯につき約30〜50リットルの節水が可能になります。
水道料金は地域によって異なりますが、一般的には1リットルあたり0.2〜0.3円程度とされています。仮に1回のすすぎ削減で40リットル節約できるとすると、1回あたりの節約額は8〜12円程度です。
これを1日1回洗濯すると仮定すると、1ヶ月(30日)で約240〜360円の節約になります。家族が多く、1日に2回洗濯する場合は、その倍の500〜700円程度の節約になる可能性があります。
洗濯機などの家電を販売しているアクア株式会社によると、縦型洗濯機1回あたりの電気代と水道代は合わせて約27円でした。また、ドラム式の場合は1回あたり約15円 で、1ヶ月の合計では400円ほど ドラム式洗濯機の方が安くなっています。
一見すると小さな金額に思えるかもしれませんが、年間で考えると数千円単位の節約につながります。また、水の使用量が減ることで環境負荷の軽減にも貢献できます。
すすぎ回数を減らすことで、水だけでなく電気の使用量もわずかに減ります。洗濯機の運転時間が短くなるため、その分の電力消費が抑えられるためです。
ただし、電気代の節約効果は水道代ほど大きくはありません。それでも、積み重ねれば家計への負担軽減につながるため、無視できないポイントといえるでしょう。
節約効果がある一方で、すすぎを1回にする場合にはいくつかの注意点があります。まず、洗剤の種類です。すすぎ1回用と表示されている洗剤を使用することが重要です。通常の洗剤では洗剤残りが発生しやすくなります。
また、衣類の量が多すぎると、汚れや洗剤が十分に落ちない可能性があります。適量を守ることが大切です。特に肌が敏感な方や赤ちゃんの衣類を洗う場合は、すすぎ2回を維持した方が安心です。
節約は一度に大きな効果を求めるよりも、日々の小さな工夫を積み重ねることが大切です。すすぎ回数を1回にすることは、その中でも手軽に取り入れやすい方法です。
ただし、すべての洗濯で無理に実施する必要はありません。汚れがひどい場合や気になるときは、従来通り2回すすぐなど、状況に応じて使い分けることが重要です。日常の中で無理なく続けられる範囲で取り入れることで、節約と快適な生活の両立が実現できます。
アクア株式会社1回あたりの洗濯にかかる電気代や水道代ってどれくらい?計算例も含めて解説!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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