子どもが店内のゴボウとネギで剣バトル!?「それ、まだ店のもの」“無邪気”では済まされないスーパーの笑えない現実【作者に聞く】

スーパーの店内を無邪気に走り回り、会計前のお菓子を食べ散らかし…親は一体何をしているの?/画像提供:狸谷(@akatsuki405)

子どもが店内のゴボウとネギで剣バトル!?「それ、まだ店のもの」“無邪気”では済まされないスーパーの笑えない現実【作者に聞く】

4月17日(金) 12:00

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スーパーの店内を無邪気に走り回り、会計前のお菓子を食べ散らかし…親は一体何をしているの?
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夏休みのスーパー。にぎやかなはずの店内に、ふとした瞬間、空気が変わる――。接客業のリアルを描く狸谷(@akatsuki405)さんの「チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします」には、そんな“日常の裏側”が詰まっている。今回紹介するのは「まだ店のもの」「親のいぬ間に」。何気ない光景の中で起きるトラブルが、次第に緊張感を帯びていく。

■「それ、まだ店のもの」日常が崩れる瞬間
「買わないんかい!」と心の中で思わず突っ込んでしまった

スーパーで買い物をしたい母親は、子供に「お菓子売り場で待ってて」と言う

なかなかこない母親。いい子にしているのも限界!?

スーパーでは、信じられないような出来事が日常的に起きている。食品をおもちゃのように扱ったり、その場で開封してしまったり――。一見すると作り話のような光景も、「実話です」と狸谷さんは断言する。自身の体験だけでなく、ほかのスタッフの経験も含め、許可を得たうえで描いているという。「盛っていると思われることもありますが、実在しているんですよね。残念ながら」と語る言葉には、現場の疲労感がにじむ。

■親の目が離れた数分で起きる“制御不能”の連鎖
問題の多くは、子どもだけが売り場に残されたときに起きる。善悪の判断がまだ難しい年齢であれば、なおさらだ。お菓子売り場では、商品を開けて食べてしまう、付録だけ抜き取るといった行為が後を絶たない。さらにエスカレートすれば、店内の野菜を手に取り、遊び始めることもある。ほんの数分の“目を離した時間”が、取り返しのつかない状況へと変わっていく。

■ごぼうの剣と長ねぎソード…店内は戦場と化した
実際に起きた出来事として語られるのが、店内での“バトル”だ。母親に「お菓子売場で待ってて」と言われた子どもたちは、やがて退屈に耐えきれず、遊び始める。手に取ったのは、ごぼうと長ねぎ。気づけばそれは“武器”となり、店内で戦いが始まっていた。周囲が騒然とするなか、付き添っていたはずの父親はスマートフォンに目を落としたまま。状況を把握しないまま時間だけが過ぎていく。

■「うちの子が何したっていうの?」崩れる責任の境界線
未会計の商品を食べた、壊した――その事実を伝えた瞬間、事態はさらに緊迫する。「うちの子が何したっていうの?」と母親が声を荒げる。現場にいるスタッフにとっては、目の前で起きた出来事でも、当事者にとっては受け入れがたい現実なのかもしれない。だが、売り場に並ぶ商品は、会計を済ませるまでは“店のもの”だ。その境界線があいまいになったとき、トラブルは一気に膨らむ。

夏休みは、子どもだけで来店するケースも増える。だからこそ、目を離さないことの大切さが問われる。安全面だけでなく、さまざまなトラブルを未然に防ぐためにも、日常の中に潜むリスクに目を向けたい。

取材協力:狸谷(@akatsuki405)

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