台風直撃でも「再配達お願いします」の依頼!? 「やばいな、こりゃ」現場で起きた衝撃の一件【作者に聞く】

配達地域を直撃した台風の強い風がトラックをゆっさゆっさと揺らす中、一本の電話が架かってきた…。

台風直撃でも「再配達お願いします」の依頼!? 「やばいな、こりゃ」現場で起きた衝撃の一件【作者に聞く】

4月16日(木) 7:00

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配達地域を直撃した台風の強い風がトラックをゆっさゆっさと揺らす中、一本の電話が架かってきた…。
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台風シーズンになると各地で被害が発生する昨今。そんな悪天候のなかで働く配達員の現場を描いたのが、元宅配会社勤務のゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんによる「運び屋ゆきたの漫画な日常」だ。本記事では「台風の宅配便」などのエピソードを通して、過酷な状況下でのリアルな体験を紹介するとともに、当時の状況について話を聞いた。

■「集配中止」の指示が出るも現場待機…台風直撃の緊張感
台風の宅配便01

台風の宅配便02

台風の宅配便03

台風が上陸すると予報されていたある日、ゆきたさんは配達中にその直撃を迎えることになった。「午後から台風が近づいてきて、夕方ごろに名古屋を直撃しました」。風が強まり始めたころ、会社からは【集配中止】の指示が出る。しかし当時、ゆきたさんはすぐに戻れる距離にはおらず、そのまま現場で待機する判断を取ったという。

■「トラックがガンガン揺れて怖かった」極限状態での待機中に…
車を公園脇に停め、雨風をしのぎながら車内で待機。「トラックは横風に弱いので、車がガンガン揺れて怖かったです。」さらに、トタン板が飛ばされる光景を目の当たりにし、「やばいな、こりゃ」と台風の危険性を実感する。まさに極限ともいえる状況だった——。

そんな最中、1本の電話が鳴る。「1軒だけ再配達に来てくれというお客さんがいて、驚きました…。」台風直撃中にもかかわらず届いた“再配達依頼”。それは、現場の感覚との大きなズレを感じさせる出来事だった。

■台風が過ぎたあとに押し寄せる“本当の忙しさ”とは
台風は約2時間ほどで通過し、夜には落ち着きを取り戻した。「夜にはなんともなくなっていたので、通常通り夜間の配達に出ました」と、ゆきたさんは業務を再開する。しかし、配達員の苦労はそこで終わらない。強風時にはマンションのドアが開かなかったり、荷台があおられたりと危険が伴うだけでなく、物流そのものにも影響が出るという。「台風が来ると一時的に遅れたり、ストップしたりします」。

さらに、長距離トラックの停止や、集積所の停電による稼働停止といった問題も発生する。それらが一気に動き出す台風明けは、遅延した荷物が集中し「翌日、翌々日が非常に忙しくなったりします」と語る。

悪天候のなかでも当たり前のように荷物が届く背景には、こうした現場の苦労がある。台風の季節だからこそ、配達員の安全にも目を向けたいところだ。

取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

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