離席する同僚に「さよなら」は言わない、数時間後には職場で顔を合わせるから…退職に至るまでの壮絶な道のり【作者に聞く】

もう限界!社畜ねこが踏み出した「退職」への一歩

離席する同僚に「さよなら」は言わない、数時間後には職場で顔を合わせるから…退職に至るまでの壮絶な道のり【作者に聞く】

4月16日(木) 21:20

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もう限界!社畜ねこが踏み出した「退職」への一歩
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離席する同僚に「さよなら」は言わない。数時間後にはまた職場で顔を合わせるからだ。連日の残業は当たり前、昼食は片手で食べられる「ラップ飯」や賞味期限切れのパンで済ませる。そんな過酷な労働環境に身を置いていた「残業ねこ」が、15年分の怒りを爆発させた。あおいし(@ao144444)さんの実録漫画『残業ねこ』は、転職先探しから執拗な足止め工作まで、退職に至るまでの壮絶な道のりを描いている。

「給料の安い現状に不安になり、イチからお金の勉強をしようと考えた」とあおいしさんは振り返る。学歴も資格もない現実に直面し、まずは転職サイトに登録したが、1週間たっても反応はない。自分の価値を底上げするため、激務の合間を縫ってファイナンシャルプランナー(FP)資格の取得に挑んだ。休日と仕事終わりを全て勉強に充てる日々。結果として資格を手にし、それが大きな自信へとつながった。


■「2カ月延ばしてくれ」。会社側の猛烈な引き止めとベテランゆえの葛藤
思うように会社を辞められず、退職することさえ諦めたくなるねこくん…

今日も残業。連日の残業続きでお疲れのねこ

今日もお疲れのご褒美は、ストロング缶


無事に転職先が決まっても、本当の戦いはそこからだった。民法では2週間前の告知で退職できるとされるが、上司からは「2カ月延期してほしい」と打診を受ける。繁忙期という事情に加え、15年支えてきたベテランの離脱は会社にとって痛手だった。「仕事量が多かったので、引き継ぎはきちんとして辞めようと思っていた」とあおいしさんは語るが、その誠実さがかえって退職を困難にした。

決断を下すまでには数年を要したという。長く勤めた場所だからこその葛藤があり、退職が決まってからも同僚の目が気にかかるつらい日々が続いた。あおいしさんは「円満退社はよほどな理由がない限り難しい。周りのことは気にせず、気持ちを切り替えて行動したほうがよい」と、実体験に基づく重みのあるアドバイスを寄せてくれた。


取材協力:あおいし(@ao144444)
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