義姉「今日も預かって!病院もお願い」高熱の甥を押しつけ逃走!→迎えに来た夜、顔面蒼白になったワケ

義姉「今日も預かって!病院もお願い」高熱の甥を押しつけ逃走!→迎えに来た夜、顔面蒼白になったワケ

4月15日(水) 22:40

私は夫と子ども2人と暮らす兼業主婦。
平穏な毎日を送っていたのですが、ある悩みを抱えていました。それは、近所に引っ越してきた義姉のことでした……

シングルマザーとして働きながら子どもを育てている義姉でしたが、以前から実家との関係がうまくいっていない様子でした。義両親はしつけに厳しいこともあり、頼りづらかったようで、「自分ひとりでやっていく」と強く思っていたのだと思います。

しかしその結果、なぜか頼られるようになったのが、私たち夫婦だったのです。
繰り返される突然の託児
義姉は、事前の連絡もなく、突然わが家に甥を連れてくることが増えていきました。

「仕事があるから、ちょっと見ててくれる?」

そう言って、半ば強引に預けていくのです。

私たちにも予定はありますし、毎週のように預かるのは難しいと何度も伝えていました。

夫もその都度きちんと断っていましたが、「お出かけするなら、うちの子も一緒に連れていけばいいでしょ?」と軽く流され、そのまま帰ってしまうことも少なくありませんでした。

結果的に、断りきれず受け入れてしまう状況が続いていたのです。
高熱の甥を連れてきた日
ある週末のこと。いつものように義姉が甥を連れてきたのですが、その日の様子は明らかにおかしかったのです。

ぐったりしていて、顔色も悪い。義姉に聞いてみると、 「ちょっと風邪っぽいだけだから。病院も連れていってくれる?」 とのこと。

そう言われ、慌てて熱を測ると、かなりの高熱でした。

もし感染症だった場合、わが家の子どもたちにもうつる可能性があります。私は事情を説明し、今回は預かれないと伝えました。

しかし義姉は、 「冷たくない? この子がかわいそうでしょ!」「私だって病院に連れていってあげたいけど、仕事で無理なの!」 と感情的になり、そのまま甥を置いて帰ってしまったのです。

あまりの無責任さに、言葉を失いました。

そのまま放置するわけにもいかず、私たちはすぐに甥を連れて小児科へ。診断は幸いにも重い感染症ではなく、一般的な風邪とのことでしたが――それでも高熱の子どもを説明も不十分なまま預ける行為には、怒りと不安が募るばかりでした。

このままではいけない。そう思った私は夫と話し合い、これまでの経緯を義両親に伝えることにしました。
甥を迎えに来た義姉の変化
その日の夜、義姉が甥を迎えに来ました。しかし、わが家に甥がいないことを知ると、顔色が一変しました。

実はすでに、義両親に事情を話し、甥を引き取ってもらっていました。甥は義実家で義母が看病してくれています。

そして、義姉が戻ってくる時間を見計らって、私は義父にわが家へ来てもらったのです。奥の部屋から静かに出てきた義父の姿を見て、義姉は顔面蒼白に。

「……あの子は熱でつらいなかでも、『ママ! ママ!』ってお前のことを呼んでいたぞ」

義父の言葉を聞いた瞬間、義姉の目からは大粒の涙が流れ始めました。そしてしばらく沈黙したあと、小さな声で真実を話し始めたのです。

「……仕事っていうのは嘘だったの」
「ずっと余裕がなくて、気づいたら限界で……現実から逃げたくて、友だちと遊んでた」

ひとりで頑張ろうとし続けた結果、誰にも頼れず、追い詰められていたのだと思います。

「迷惑をかけてごめんなさい。これからは子どもとちゃんと向き合う」

義父は何か言いたげでしたが、無言のまま義姉を促し、そのまま一緒に義実家へ帰っていきました。これは後から義両親に聞いた話ですが、義実家に着いた義姉は、泣きながら何度も甥に「ごめんね、ごめんね」と謝っていたそうです。

それ以降、義姉が突然わが家に子どもを預けに来ることはなくなりました。義両親との関係も少しずつ改善し、無理にひとりで抱え込まず、頼れる場を持てるようになったようです。

私たちにとっても大変な出来事でしたが、家族との距離感や支え合いの大切さを考えさせられる出来事でした。

◇◇◇

体調がすぐれない子どもを、十分な説明もないまま預ける行為は、預かる側に大きな負担やリスクを与えるだけでなく、子どもの安全にも影響を及ぼしかねません。

今回のように、子どもの体調よりも自身の都合を優先し、状況を隠して預ける行為は、ケースによってはネグレクト(育児放棄)と判断される可能性もあります。

また、虐待が疑われる場合、周囲の大人には通告の義務があり、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」では、匿名で相談することも可能です。

子育ては、ひとりで抱え込むものではありません。自治体の相談窓口や子育て支援サービス、病児保育などを活用することは、保護者の負担を軽減しながら、子どもの安全を守ることにもつながります。

「これくらいなら大丈夫」と自己判断せず、子どもを守るために適切に行動すること。そして、保護者自身も無理をしすぎず、頼れる先を持っておくことが大切です。


※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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