久しぶりに親戚の葬儀へ参列することになった日のことです。葬儀そのものよりも、「身だしなみ」と「持ち物」に翻弄(ほんろう)され、最後まで気の抜けない1日になりました。
久々の葬儀、出発前からすでに慌ただしく
親戚の葬儀に、母と一緒に参列することになりました。母はしばらく葬儀に出ておらず、私自身も参列経験はほとんどありません。朝から慌てて押し入れの奥を探し、喪服や小物を引っ張り出して準備をしました。
式場は土地勘のない地域。駅から歩くつもりでしたが道に迷い、結局タクシーを使って、なんとか時間ギリギリで葬儀場に到着しました。
受付前で発覚した、まさかの足元ミス
受付を済ませ、控室へあいさつに向かおうとしたところ、親戚の女性に呼び止められました。
「さっきから違和感あったけど、これだわ」
と指さされたのは、私と母の足元。2人そろって、ベージュのストッキングを履いていたのです。
朝が苦手な私は、ヒールで走ることには慣れているものの、足元までは気が回っていませんでした。慌てて近くのコンビニへ走り、黒いストッキングを手に取りました。
ところが、会計直前で残高不足に気付きました。普段はクレジットカードからチャージしているのですが、その決済サービスはその場での即時チャージに対応しておらず、会計直前ではどうにもなりませんでした。電子決済の残高は数百円にも満たず、泣く泣く諦め、念のためバッグに入れていた商品券を差し出しましたが、「現金か別の電子マネーのみです」との返答。思わず「ウソだろ…」と心の声が漏れそうになりました。
追い打ちをかける忘れ物と、祖母のひと言
取り置きをお願いし、コンビニと葬儀場をダッシュで往復。ようやく黒いストッキングに履き替え、ひと息ついたそのとき、数珠入れを確認して気付きました。なんと、数珠がありません。
運動後の汗なのか、冷や汗なのかわからないものが背中を伝いました。あまりにも絶望的な表情をしていたのか、祖母が近づいてきて事情を察し、「まあ、いけるやろ。あんた、キリスト教系の学校通ってたもんな」とひと言。
「バレない、バレない」と笑いながら去っていきましたが、その声の大きさで、周囲には気付かれていたと思います。
まとめ
結果的に葬儀は無事に終わり、何事もなく帰ることができました。早めに会場へ向かっても、念のため商品券を持っていても、どうにもならないときはあるものだと実感した1日です。親戚一同、どこかうっかりしたところが似ているせいか、深くとがめられることはありませんでしたが、さすがに「次はもう少し落ち着こう」と心に決めました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:宮代みや/20代女性・アルバイト
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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