イタい“容姿いじり”を繰り返す義父が、赤ちゃんにまで暴言…ブチ切れた母親の“反撃”が始まった

イタい“容姿いじり”を繰り返す義父が、赤ちゃんにまで暴言…ブチ切れた母親の“反撃”が始まった

4月14日(火) 8:45

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あなたは、家族からの“冗談”という名の暴言を、どこまで許せますか?

今回は、義父からの執拗な容姿いじりに苦しんだ女性のエピソードをご紹介しましょう。

結婚当初から「ちょっとブスだよね?」



松沢沙織さん(仮名・33歳)は、結婚当初から義父の心ない言葉に悩まされてきました。

「初対面の頃から、義父は平然と『沙織さんはちょっとブスだよね? 息子の趣味じゃ仕方ないけど』と言われて面食らってしまいました。冗談めかした口調でしたが、その言葉には相手を見下す悪意が滲んでいるのを感じましたね」

それだけではなく、会うたびに容姿を話題にし、髪型や服装、化粧にまで口出しをしては、笑いながら小馬鹿にし、まるで「いじってやっている自分は優しい」「これくらい言われて当然だろう」とでも言いたげな態度だったそう。

「もちろんイラッとしましたが、義父と揉めたくありませんでしたし、きっと現代の考え方にアップデートできない古い考えのまま、容姿いじりをいまだにコミュニケーションだと思い込んでいるどうしようもない人間なんだと諦めて、のらりくらりとかわしてきたんです」

そう語る沙織さんは、傷ついていないふりをしながら、心の奥に言葉を溜め込んでいき「私が我慢すればいい」「大人にならなきゃ」そうやって自分に言い聞かせ、笑って受け流すことが、いつの間にか当たり前になっていきました。

出産後、義父のあり得ない言動に驚愕



そして月日が流れ、沙織さんは無事に女の子を出産。初めて孫を義父に会わせる日を迎えました。

ですが幸せなはずのその瞬間に、義父はまたいつもの調子で口を開いたんだそう。

「義父がわざとふざけながら『これはこれは沙織さん似のブスか……これは大変な人生になるな! 苦労ばかりで思いやられるね〜』と言ったのです。私はブチ切れてしまい『その子に汚い手で触るなジジィ! もう二度と会いにくるな』と義父を追い返してやったんですよ」

義父にとっては冗談のつもりだったのでしょう。ですがそれは、生まれたばかりの命を、母親ごと踏みにじる残酷な言葉でしかありませんでした。

「自分のことはまだしも、我が子を侮辱する発言はどうしても許すことができませんでしたね」

しかし怒りが落ち着いた後、沙織さんを襲ったのは、もっと深い感情だったそう。

「しかもそれは少なくとも私の容姿が影響しているわけで……いつの間にか私は義父の容姿いじりにしっかりと傷つけられ、自分はブスなんだという呪いにがんじがらめになっていたことに気がついてしまい、涙が止まらなくなっていました」

長年浴びせられてきた言葉が、知らず知らずのうちに心に根を張り、自分自身の価値を歪めていたことに気づいた瞬間でした。

夫に打ち明けると



「泣きながら娘を抱きしめたその時に『この子は世界一可愛い。この子にとって私はたった一人のお母さん。そして見た目で人を貶すような価値観なんて、娘に触れさせる必要はない』と目が覚めたんです」

そう決意した沙織さんは、これまでの出来事をすべて夫に打ち明けました。話を聞いた夫は激怒し、すぐに義父へ電話をかけたそう。

「『父さん、あんな時代遅れの暴言でもう家族を傷つけるな。沙織も娘も守るのは俺だ。もう家に来ないでくれ』と淡々と言われた義父は慌てふためいて、必死に言い訳をしていたそうですが、夫は話の途中で切っていましたね」

数日後、今度は義母から連絡が入りました。

「『お父さんね、自分は冗談のつもりだったのに、本当に嫌われてしまったって落ち込んでるのよ』って……あんな酷い言葉を投げつけておいて何を言っているの? 落ち込む資格なんてないでしょ? と思いました」

その瞬間、沙織さんははっきりと感じたそうです。「ああ、もう私の心はあの人に支配されていないんだ」と。長年浴びせられ続けた“言葉の呪い”は、完全に解けたそう。

「これから先、私は娘に“人を傷つける言葉を許さない強さ”を教えていきたいんです。そして義父とは距離を置いたまま、自分の発言と向き合ってもらおうと思っています」と、笑顔で語る沙織さんなのでした。

<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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