“この世で一番無責任”と言われた国民的人気者・植木等さんは「真面目で人情の人」…最後の付き人、ドリフ加藤茶らが語る本当の素顔

「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」で植木等さんを特集/※提供写真

“この世で一番無責任”と言われた国民的人気者・植木等さんは「真面目で人情の人」…最後の付き人、ドリフ加藤茶らが語る本当の素顔

4月14日(火) 8:00

「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」で植木等さんを特集
【写真】植木等さんとの思い出を語る加藤茶

昭和の国民的人気者、歌手・俳優の植木等さん。全国無料のBS放送局・BS12 トゥエルビ(BS222ch)では、4月16日(木)、植木さんの思い出を振り返る番組「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」が放送される。植木さんの最後の付き人となった藤元康史さんや、ドリフターズの加藤茶、植木さんの娘・裕子さんが、関係者だけが知る舞台裏での素顔、家庭での父・植木等の姿を紹介。昭和人情をそのまま写しとったような人だった植木さんのエピソードが語られる。

■最後の付き人、ドリフの加藤茶、植木さんの娘・裕子さんが語る知られざる素顔

高度成長を達し、社会が活気に満ちていた昭和30年代からの時代は、いわゆる古き良き昭和と振り返られる時代である。映画、テレビ、流行など、その時代に興った昭和ノスタルジアを発信し、当時の世代や平成世代から熱い支持を受けている放送局がBS12 トゥエルビだ。その看板番組の一つ、「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」では船越と阪田マリンをMCに、当時の様々なカルチャーを振り返り、令和の今に再生する。

今回は船越も敬愛するという、昭和の国民的人気者・植木さんを特集。植木さんは、昭和30年結成のコミックバンド・ハナ肇とクレイジーキャッツのボーカル・ギターとして活躍。昭和36年の「スーダラ節」で大ブレイクを果たし、翌年にはサラリーマン映画の金字塔「ニッポン無責任時代」でお調子者サラリーマンを主演し、俳優・エンターテイナーとしても人気を確立した。

そんなテレビや映画で見る“不真面目男”植木さんの舞台裏の姿、生活について、最後の付き人となった藤元康史さん、加藤茶、娘・裕子さんは揃って、「家族第一・謙虚・質素」、そして「真面目」で「人情の人」だったと語る。

■「この世で一番無責任」と言われた男に向き合った植木等さんの戦いの証

植木さんの最後の付き人となり、1995年(平成7年)から逝去する2007年まで、365日つねにそばで寄り添った藤元さんは、びっしりと書き込みがされた植木さんの貴重な台本を公開。真面目ゆえに役柄に強いこだわりを持ち、「この世で一番無責任」と言われた男に向き合った戦いの証を見ることができる。

遺族からの依頼で、植木さんの遺品、資料、写真を今も大切に保管しているという藤元さん。番組のカメラは、その貴重な遺品が眠る倉庫にも潜入。道具を大事にする植木さんが使い続けた愛用のギター、舞台用のメイクボックス、秘蔵の写真などが公開される。

また、役者でもあった藤元さんは、植木さんの最後の弟子でもある。そして、コメディアン・小松政夫さんは植木さんの最初の付き人でもあり、最初の弟子である。藤元さんは兄弟子・小松さんとの交流も語り、今は亡き小松さんに代わり、植木さんと小松さんとの“親子”の感動秘話も語る。

植木さんが、早くに父を亡くしていた小松さんの“オヤジ”になったこと、芸能界で生きていくために小松さんにくれた芸名の命名エピソードに、スタジオでVTRを見守る船越は涙をぬぐう。

■加藤茶が振り返る、真似できない植木等さんの独特の明るい芸

番組では藤元さんが、ある逸話としてドリフターズの加藤が、植木さんをパクったという話を語る場面も。番組スタッフはその話の真相を確かめるため、加藤にも取材。加藤は、「長さん(いかりや長介)の命令でパクっていた」と笑いながら明かす。加藤は直接、植木さんにも話に行ったといい、そのとき植木さんが返してくれた言葉をうれしそうに語る。

一世を風靡したドリフターズだが、そもそも結成の経緯はクレイジーキャッツを目指してのものだったという。ドリフターズにとって、クレイジーキャッツは憧れのグループで、加藤にとって植木さんは雲の上の人だったと振り返る。

だからこそ、芸をパクっても「植木等にはなれない」「独特の芸とあの明るさは出せない」と、加藤は偉大な先輩のすごさを語る。

また、加藤からもプライベートの植木さんの素顔も明かされる。植木さんの家での麻雀エピソードは、知られざる大スターの姿として思わずほっこりしてしまうものだ。

■「家がご褒美」「仕事のご褒美は家族」と話していた植木等さん

そんな大スターの植木さんだったが、生活は質素。外食はほとんどしない人だったという。番組では藤元さんの案内で、70歳を超えて植木さんが唯一通っていた寿司屋「大松寿し」にも取材。「大松寿し」が下町にあるような庶民的なお寿司屋さんであることにも、植木さんの贅沢をしない生活ぶりが伝わってくる。

「家がご褒美」「仕事のご褒美は家族、家で食事するのがご褒美」という、植木さんの言葉を懐かしそうに語る藤元さん。その植木さんの姿勢、心に、スタジオの船越と阪田も心を打たれる。

小松さんだけでなく、藤元さんにとってもオヤジさんであった植木さん。仕事に対する姿勢はもちろん、人生観も学び、「師匠にとって不足はない、あれ以上の師匠はいない」と思い出深く振り返る姿は印象的だ。

番組では、現在ドイツ在住でバレエダンサーとして活動する植木さんの三女・裕子さんにもリモートで取材。裕子さんから見た父として、家庭での素顔が語られる。子どもだった頃、大スター・植木等の娘であったゆえに抱えていた悩みを率直に告白するが、同時に、植木さんが家族をどれだけ大切にしていたかも分かる。

「人は縁」と言い、付き人へも弟子を超え、家族として接していた植木さんの家族愛のエピソードには、見ていて思わず涙がこぼれそうになるところだ。

そして、裕子さんは現在98歳となった植木さんの奥さんのエピソードも紹介。植木さんの写真を前に、奥さんが見せるかわいらしい行動。その話からは、植木さんが芸の師匠としても、家族の植木等としても愛されていたことがよく伝わってくるだろう。

「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」は毎週木曜夜9時に、全国無料の放送局BS12 トゥエルビ(BS222ch)にて放送。テレビでの放送終了後、一か月間、TVerにて無料での見逃し配信が行われる。

◆文=鈴木康道


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