2024年末に劇場公開されたモフセン・マフマルバフ監督のドキュメンタリー映画「子どもたちはもう遊ばない」が、昨今のイラン情勢~中東危機の状況を受けて、4月25日よりシアター・イメージフォーラムで緊急再上映されることが決定した。
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【動画】「子どもたちはもう遊ばない」予告編
23年、分断が極限化するパレスチナとイスラエル。憎しみと恐れ、そして不安が沸点に達しつつあるエルサレムの旧市街の人々の姿からその深層を探る「子どもたちはもう遊ばない」は、旅行vlog的なフットワークの軽い映像で、エルサレムに住む少数のパレスチナ系の住民を中心に多くの人々と出会いながら、その根源的な問題に迫ろうとする野心的なドキュメンタリーだ。
映画のロケハンでエルサレムを訪れたマフマルバフ監督。「長年続くイスラエルとパレスチナの紛争に解決の糸口はあるのか」を探るために、街角に佇むアラブ系の老人、アラブ系ティーンのダンスグループ、ユダヤ系の若者等、さまざまな人々に出会ってゆく。23年10月のハマス襲撃後の緊張感も見え隠れするエルサレム旧市街のさまよいながら、その迷宮の深層に潜っていくマフマルバフ監督の目には何が映るのか。スマートフォンによる撮影にもかかわらず、確かな構成と映画的な探究心によって、エルサレムの重層的な複雑さをそのまま描き出すことに成功している。
マフマルバフ監督は「サイクリスト」「パンと植木鉢」「カンダハール」など知られるイランの世界的巨匠。本作については以下のようにコメントしている。
「スマートフォンはペンのようなもの。伝えるために、誰でも使える最新のツールだ。戦争が起きると、誰のせいかと探し始めて、誰かのせいにして終わってしまう。安心して暮らしたいと願う人々の、その声をただ伝えるために、この映画を作ったのだ」
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子どもたちはもう遊ばない
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