ケン・ローチ監督、最後の作品「オールド・オーク」人種の違いを越えて心を通わせる温かな本編映像公開

ケン・ローチ監督、最後の作品「オールド・オーク」人種の違いを越えて心を通わせる温かな本編映像公開

4月11日(土) 15:00

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イギリスの巨匠ケン・ローチ監督自らが「最後の作品」と語る映画「オールド・オーク」が、4月24日から公開される。2023年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、「わたしは、ダニエル・ブレイク」「家族を想うとき」に続く「イギリス北東部3部作」の最終章となる本作の本編映像が公開された。

物語の舞台は、とある炭鉱の町で最後に残ったパブ「オールド・オーク」。人々の安らぎの場であったパブがシリア難民の受け入れにより諍いの場へと変わっていくなか、パブのオーナー・TJと、シリアから来た女性・ヤラが出会い、友情を育んでいく姿を描く。本編映像は、壊されてしまったヤラのカメラを修理したTJが、彼女の家を訪れるシーン。家族たちからお茶やケーキで歓待され、ヤラの母アムナがアラビア語で冗談を言うなど、温かくオープンな雰囲気にTJも和やかな表情を見せる。勧められたケーキを食べたTJに対し、ヤラはカメラが「新品のようになった」と話し、アラビア語で「ありがとう」を意味する「シュクラン」と伝える。その言葉を知ったTJが、即座にケーキを指して「シュクラン」と返す様子が収められており、境遇の異なる2人が心を通わせる場面が切り取られている。

主人公TJ・バランタインを演じるのはデイブ・ターナー。「わたしは、ダニエル・ブレイク」や「家族を想うとき」にも出演したターナーは、今回オーディションを経て主演に抜擢された。実際にパブを経営していた経験も持ち、ローチ監督は「彼以外の誰がTJを演じられたのか、まったく想像がつかない」と語っている。TJと交流するヤラ役には、新星エブラ・マリ。シリアのゴラン高原出身の彼女もオーディションで選ばれ、プロデューサーのレベッカ・オブライエンからその存在感を評価されている。

【作品情報】
オールド・オーク

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