私はマリ(38歳)。夫(40歳)と、保育園児の子どもたちとの4人家族です。私たちが暮らしているのは地方都市の郊外で、生活するには車が必須です。そんなある日、母(72歳)が免許返納を考えていると言い出しました。なんでも兄夫婦に勧められたそうです。ただフルタイム共働きの毎日は、母に子どもの送迎をしてもらわないと回らないときだってあります。母の運転になにも問題はないし、免許返納なんてはるか先の話だと思っていましたが……?
今まで母の運転が危ないなんて思ったことはありません。兄嫁のチナツさんは心配性だから、ちょっとしたことを大げさに捉えているんでしょう。私は母の運転を信頼しているし、子どもたちのお迎えに行ってもらうこともあります。
ここは車社会の地方都市。周りにはもっと年を取っても運転している人だってたくさんいます。72歳の母は元気だし、まさか免許返納なんてありえません。やたらと神経質に心配して、老人扱いしてくるなんて失礼じゃないでしょうか。
私たちがお店の前で待っていると、しばらくして母の車が駐車場に現れました。母はハンドルから片手を少し上げ、嬉しそうな顔をして孫たちにヒラヒラと手を振っています。母にとってはそのくらいの仕草は余裕だし、なにも危なっかしいことなんてありません。
ところが、母が駐車しようとしたところで異変が起きます。私が思わず「あ!寄せすぎ……」と声をあげた瞬間、「パン!」という派手な音が響き渡ったのです。
気付くとタイヤのひとつがしぼんでいました。車を寄せすぎて縁石にタイヤをぶつけたようです。突然の出来事に、私はアゼン。子どもたちも驚いて目を丸くしていました。
原案・ママスタ脚本・ササミネ作画・なかやまねこ編集・井伊テレ子
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