【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、由良木えんそさんが描く『幽霊はいない』をピックアップ。
2026年2月18日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、多くの反響が寄せられた。本記事では、由良木えんそさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■一緒に心霊スポットに行った友達が行方不明になり、その後…
中学生の雄介は、とある心霊スポットで恐怖体験をした。一緒に行った友達のカズ君が行方不明になってしまったのだ。心霊スポットの建物にある地下室、そこにあった大きな穴を覗き込んだカズ君は、雄介が少し目を離している隙に姿を消してしまった。
その場では恐怖のあまり逃げ出してしまった雄介だったが、後日、カズ君を探しにもう一度、心霊スポットに向かうことにした。そして、カズ君が姿を消した地下室に辿り着き、懐中電灯を照らした先で雄介が見たものとは――?
背筋がゾッとする恐ろしいラストに、読者からは「不気味で最高」「こわ」などのコメントが寄せられている。
■作者・由良木えんそさん「『怖いホラー漫画』よりも、『楽しめるホラー漫画』を意識」
――『幽霊はいない』を創作したきっかけや理由などをお聞かせいただけますでしょうか?
すごく抽象的で申し訳ないのですが、ホラーを描きたいなと思ったときに同じ顔の人間がたくさんいてこっちを見て笑ってたら怖いな。と思いつき、その絵を描くためにストーリーを練っていった形になります。
――8ページから9ページにかけて、複数の“カズ君”がこちらに気づいて向かってくる描写が、スローモーションのように感じられて、とても不気味でした。ホラー作品を創作する際、その不気味さや怖さを演出するために、作画面でこだわっていることがありましたらお教えください。
ホラー漫画を描くときは「怖いホラー漫画」よりも、「楽しめるホラー漫画」を意識して描いています。
あまり見ない設定だったり、今回のカズ君のようにインパクトのある描写を用意したり、想像外のオチを用意したり、怖い、はもちろんですが、それ以外にも更に何か楽しめる要素を用意するよう意識しています。
――前回のインタビュー時、「『思いついたら描く』ということを大切にしています」とお話しいただいておりました。“ほぼ毎週水曜日更新”を続けている由良木さんですが、毎週、創作のアイデアを思いつくのは大変なときもあるかと思います。普段、どういったところからストーリーやテーマの着想を得ているのでしょうか?
昔読んだ本、最近見た映画、昔の思い出、最近の体験、友達の近況、同僚の趣味の話等、日常のいろんなことからテーマは思いつくので、特に決まった所から着想を得ているという事はないです。
ただ、車を運転している時や、あまりよくないですが仕事中などにポッと描きたい描写やテーマが頭に浮かぶことが多いです。
その後、その浮かんだものをより自然な形でお届けできるよう頭をひねってストーリーを考えて形にしています。
――今回はホラー作品でしたが、由良木さんはギャグ漫画も多く創作されています。今後、挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えいただけますでしょうか?
それぞれのジャンルでそれぞれの楽しさがあるので、恋愛もバトルもギャンブルも一通り描いてみたいとは思っています!
が、このインタビューに回答している今の気持ちで言うなら癒されるのような日常系の漫画を描きたいです。
――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。
よく作家さんが「いつも読んでくれてありがとう!」というコメントをしていますが、描く側になってよりわかりました。読んでくれて、楽しんでくれる読者の存在がどれほど嬉しく、励みになるか!!
いつも読んでくれてありがとう!
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