モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。
3月30日(月)の放送では「若者と農業をつなぐ日本農業新聞」に注目! 日本農業新聞・協同事業局・企画統括部の二宮功(にのみや・いさお)さんに、深刻な担い手不足に揺れる農業界の現状と、同紙が仕掛ける新規事業についてお話を伺いました。
(左から)パーソナリティのユージ、日本農業新聞・二宮功さん
◆農業の高齢化と「担い手不足」という深刻な課題
農林水産省のデータによると、農業従事者、主に自営農業に従事している人の数は、この20年で半減。平均年齢は「69.2歳」に達しており、農業の高齢化と若手の担い手不足は、長年にわたる日本の大きな課題となっています。
そんななか、日本で唯一の日刊農業専門紙「日本農業新聞」によれば、意外な変化が起きているといいます。実は今、農学部のない大学で「農業系サークル」の数が増えているというのです。
日本農業新聞の二宮さんは「それだけ、やはり若者は農業に関心があるということです」と分析。同紙では、こうした「農業」と「若者」を直接つなぐための新規事業を次々とスタートさせています。
◆若者の活動を支援する“アグらむ”とは?
日本農業新聞が2025年7月に立ち上げたのが、若者たちの交流活動を支援するプロジェクト「アグリスタートアップフォーラム」、通称“アグらむ”です。
二宮さんによると、このプロジェクトでは全国の若者たちが農村に出向き、多岐にわたる活動を展開しているといいます。
「例えば、耕作放棄地の解消であったり、地域に行って、農作業の合間に子どもたちへ“絵本の読み聞かせ”をおこなったり。そういった活動に対して、まず活動資金を助成しています」と二宮さん。現在、全国で30近いプロジェクトが稼働しています。
さらに、優れたプロジェクトを表彰する制度「アグらむアワード」も創設。グランプリや準グランプリに選ばれた団体は、日本農業新聞の紙面で大きく紹介される仕組みとなっており、若者たちのモチベーション向上に一役買っています。
◆秋葉原から新ジャンルのYouTube番組を発信!
若者へのアプローチは、リアルな活動支援に留まりません。今年1月には、将来、「食」や「農業」に携わりたいと考えている学生と、プロの農家が直接語り合う交流会を開催。現場の現状や課題を共有する場を設けています。
また、より幅広い世代に食への関心を持ってもらうため、YouTubeチャンネル「電農街(デンノウガイ)」を2025年11月に開設。日本農業新聞の本社が秋葉原にあることにちなみ、クリエイターをゲストに招いたユニークなYouTube番組の発信をおこなっています。
二宮さんは「秋葉原とは少しだけ時空のズレた街“電農街”に屋台が登場し、迷い込んだゲストがアバターに姿を変えて、食やアニメ、漫画などの文化的なトークを繰り広げます。それを視聴者が覗き見るという、新しいジャンルの番組です」と解説し、こういった取り組みをきっかけに若い世代の農業参加が増えることを願っていると語りました。
◆「若者の農業参加」を願う新たな一歩
取材を振り返って、吉田は「若い方々にどう興味を持ってもらうかという“作り方”が本当におもしろそうで、さらに若い世代の興味も増えるのではないでしょうか」と感銘を受けた様子。
ユージも「日本農業新聞のWebサイトの特集ページやLINE公式アカウントなどのデジタルメディアも充実しているんです。YouTube『電農街』もすでにおもしろい動画がアップされているので、ぜひチェックしてみてください」と呼びかけました。
今回のインタビューの模様を、ほぼノーカットで見られる動画はTOKYO FMの公式YouTubeチャンネルにて公開中です。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月曜~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/one/
番組公式X:
@ONEMORNING_1