【競馬予想】識者選定の「3歳牝馬ランキング」クラシックを目前にして新勢力の台頭はあったのか

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【競馬予想】識者選定の「3歳牝馬ランキング」クラシックを目前にして新勢力の台頭はあったのか

4月10日(金) 6:55

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3歳牝馬ランキング(前編)

エルフィンSを勝って桜花賞へ向かうスウィートハピネスphoto by Eiichi Yamane/AFLO

エルフィンSを勝って桜花賞へ向かうスウィートハピネスphoto by Eiichi Yamane/AFLO



牝馬クラシック第1弾のGI桜花賞(阪神・芝1600m)が4月12日に行なわれる。

3月には同レースのトライアル戦が相次いで行なわれ、本番と同じ舞台のGⅡチューリップ賞(3月1日/阪神・芝1600m)では、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF。12月14日/阪神・芝1600m)で3着だったタイセイボーグ(牝3歳/父インディチャンプ)が勝利。翌週に行なわれたGⅡフィリーズレビュー(3月7日/阪神・芝1400m)は、10番人気の伏兵ギリーズボール(牝3歳/父エピファネイア)が快勝した。

さらにその翌週には関東圏のトライアル、リステッド競走のアネモネS(3月14日/中山・芝1600m)が行なわれ、ディアダイヤモンド(牝3歳/父サートゥルナーリア)が3馬身差の圧勝劇を披露。クラシック第2弾のGIオークス(5月24日/東京・芝2400m)も視野に入る前哨戦、GⅢフラワーC(3月21日/中山・芝1800m)ではキャリア7戦目のスマートプリエール(牝3歳/父エピファネイア)が鮮やかな勝利を決めた。

だが、これら勝ち馬のうち重賞を制した3頭は桜花賞を回避。タイセイボーグに至ってはレース後に故障して戦線離脱となってしまった。

結果としては、トライアル戦線で新興勢力の台頭がほぼ見られぬまま、クラシック初戦を迎えることになった。そうした状況のなか、本番を目前にしての3歳牝馬の『Sportiva オリジナル番付(※)』を発表したい。

※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、JRAのホームページでも重賞データ分析を寄稿する競馬評論家の伊吹雅也氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今春のクラシックを目指す3歳牝馬の、現時点における実力・能力を分析しランクづけ。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。

混戦の牝馬戦線を象徴するように、今回も5位には3頭がランクインした。リステッド競走のエルフィンS(2月7日/京都・芝1600m)を勝った スウィートハピネス (牝3歳/父リアルインパクト)、GⅢファンタジーS(11月1日/京都・芝1400m)の覇者 フェスティバルヒル (牝3歳/父サートゥルナーリア)、そしてGⅢきさらぎ賞(2月10日/京都・芝1800m)で牡馬相手に3着と奮闘した ラフターラインズ (牝3歳/父アルアイン)だ。

本誌競馬班

「スウィートハピネスは阪神JFで4着と善戦。同レースでの末脚も光っていましたが、前走のエルフィンSでの追い込みが圧巻でした。桜花賞でも上位争いに加わってくる可能性は大いにあります」

吉田順一氏(デイリー馬三郎)

「荒れ馬場だった京都のファンタジーSで後方一気を決めたフェスティバルヒル。その後に骨折して、桜花賞はそれ以来の復帰戦となります。稽古の感触からはまだファンタジーS時の動きは見せていない印象ですが、気のいいタイプで追うごとによくなるのは間違いありません。

桜花賞では、時計の速い芝適性がポイント。同馬はその点、回転の速い走法や脚元からしてまったく問題ないと見ます。あとは気性が成長し、発馬に進境がうかがえること。それらが勝ち負けの条件となります」

木南友輔氏(日刊スポーツ)

「GⅡフローラS(4月26日/東京・芝2000m)からオークス出走を目指すラフターラインズ。オークスに向けては、イクイノックスの全妹イクシード(牝3歳/父キタサンブラック)、フォーエバーヤングの半妹ダーリングハースト(牝3歳/父エピファネイア)など、他にも楽しみな馬はいますが、そのなかでもこの馬は抜けた存在と見ています。きっちり出走権を獲って、大一番へ駒を進めてほしいです」

4位は、 アランカール (牝3歳/父エピファネイア)。阪神JF5着からの巻き返しを図った前哨戦のチューリップ賞でも、1番人気に推されながら3着敗戦。前回3位から、さらに順位を落とすことになった。

土屋真光氏(フリーライター)

「オープン特別の野路菊S(9月20日/阪神・芝1600m)を完勝し、一躍世代上位の評価を得ましたが、1番人気に推された阪神JFで5着。その結果と、野路菊Sで破った面々がいずれも1勝クラスで苦戦している現状から、『(野路菊Sは)メンバーに恵まれた一戦だったのかも......』といった疑念が浮上しました。

前哨戦のチューリップ賞は、その疑念が正しいのか、誤りなのかを確かめるレースでもあったのですが、結果は僅差の3着。本番へ向けて脚を測ったかのような内容でもあり、同馬に対する評価が余計に難しくなりました。

血統的には桜花賞よりもオークス向きなのでは?と思うゆえ、チューリップ賞で差し遅れたレース内容には納得する部分もあります。ただ、桜花賞でも無印にはしづらく、大きく人気を落とすようなら、逆に狙ってみたいです」

(つづく)

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