「マジで意味わかんなくていい」
そんな呟きと共に投稿された〝謎のオブジェ〟が、X上で注目されている。
2026年3月30日、ライターの西村まさゆきさんが自身のXアカウント(@tokyo26)で披露したのは......な、なにこれ?
鳥......にしては人間っぽい体を持つ何者かが、バーベルを持ち上げようとしている。
その下の白い土台には「昭和63年元日辰生年祝記念」とある。何かの記念に作られた物のようだが......コイツ、一体何者なんだ!?
一見しただけでは正体不明、由来不明の謎オブジェに、X上では1万件以上のいいね(4月8日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「鳥類ですか?」
「トリコにいそうな生き物」
「チョコボールの進化前」
「ナゾですね」
「深い事情がありそう」
Jタウンネット記者は2日、まずは投稿者の西村まさゆきさんに話を聞いた。
道の駅にいるらしい
西村さんが謎のオブジェを発見したのは、沖縄県国頭村にある道の駅「ゆいゆい国頭」でのこと。
沖縄一周をしている途中で立ち寄った際に見かけ、撮影したものだそうだ。
「マジで意味がわからなかったんですが、おそらく国体のキャラクターなのかなとは思いました。台座に書いてある文字の方も意味がわからずでした。
しかし、その物が持つ魅力というのは、意味のわかりやすさは関係ないですよね、ということを思いました」(西村さん)
たしかに、意味は分からなくても心を惹かれる像である。
とはいえ、意味も分かりたい。
というわけで7日、オブジェの詳細について、「ゆいゆい国頭」にも話を聞いた。
名前は「クイクイ」です
取材に応じた「ゆいゆい国頭」駅長の田場聡さんによると、注目を集めた〝謎オブジェ〟は、国頭村に生息する国の天然記念物「ヤンバルクイナ」がウエイトリフティングをしている姿を表現した銅像。
このヤンバルクイナにはちゃんと名前もあり、「クイクイ」というそうだ。
オブジェ制作のきっかけは、1987年に開催された沖縄海邦国体(国民体育大会)で、国頭村がウエイトリフティングの開催場所となったことだった。
「当時の地元建設会社の社長がそれを記念して、翌年の1988年に自身が生年祝いを迎えることもあり、遊び心で作成しました」(田場さん)
「クイクイ」の銅像は当初、競技会場だった体育館の前に設置された。しかし、大会後は体育館を訪れる人も少なくなり、段々と人目にもつかなくなっていく。
そこで、「多くの方に見てもらいたい」という思いから、人の集まる「ゆいゆい国頭」に移動した、ということだ。
「クイクイ」は今では道の駅のフォトスポットという〝セカンドライフ〟を送っているという。
その姿がX上で注目されていることについて、田場さんは
「国頭村と言えばヤンバルクイナというイメージを持つ方も多いので、フォトスポットに最高の場所です!引き続き多くの方に見てもらいたいし、ぜひ一緒に写真を撮ってSNSにあげてくださいね!」
とコメントしている。
沖縄へ行くときは、ぜひクイクイに会ってきて!
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