【漫画】本編を読む
「上司に気を遣う飲み会は行きたくない」「飲めないのに参加しても楽しくない」。そんな若者の心の声を代弁した、ゐさんの創作漫画『復活すんな、飲み会文化』が、Xで1万件以上の「いいね」を集めるなど話題を呼んだ。歓送迎会などで人が多く集まる機会が増えるなか、飲み会に参加したくない人々の共感を呼んだ本作について、作者のゐさんに話を聞いた。
「鈴木ちゃん、酔ったらどうなるの?」すでにほろ酔い加減の上司・田中が絡んでくる。「普通に具合が悪くなります」と答えると、「ちょっとくらいなら飲めるでしょ」と酒を勧めてくる。周囲から「アルハラ」と注意されても、「飲んだほうが本当の自分を出せて本音で話せる」と持論を展開する田中。飲まなければ本音が出せないのもどうかと思うし、聞く必要のない本音まで聞かされて辟易する鈴木。「楽しくない飲み会にお金を払いたくない」というのが切実な本音だ。
お酒を飲みながらコミュニケーションを深める飲み会。本作を描いたきっかけについて、ゐさんは「一時期に比べ、路上に吐瀉物やその掃除の跡が増えてきたのを見て、飲み会文化が復活してきたと感じた」と語る。
漫画のコメント欄には「飲み会は無駄な時間」「平日の飲み会は残業、休日は休日出勤だと思わなければやってられない」など、会社関連の付き合いを嫌がる声が多く寄せられた。
反響についてゐさんは、「たくさんの人に読んでいただけてうれしい。私は『飲み会が嫌だな』と思う人の気持ちも、『あったほうがよい』と思う気持ちも両方理解できる」と語る。また、「『アルハラ!』と注意されるコマで、実は田中さんが飲み物を盛大にこぼしているのだが、そこへのツッコミの感想がなく、描き込みが甘かったかと反省した」という裏話も明かしてくれた。
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