【画像で確認】肉を冷凍する前に!おいしさキープのひと手間とは?
いつもの習慣どおりに肉を切ったり、まな板を洗ったりするときに、ふと気になるのが衛生面。カギを握るのは、生肉のドリップ(肉汁)です。ドリップは細菌の栄養源になり、放置すると食中毒の原因になることがあります。一方で、肉がべとべとしているからといって洗い流すと、ドリップを通してシンクや調理台に細菌が飛び散ることがあるので、肉を洗うのは絶対にNG。ということで、買ってきた肉を、ドリップをオフして衛生的に調理する方法を、食のプロで栄養士の小田真規子さんに聞いてきました!
教えてくれたのは…
▷栄養士・料理研究家 小田真規子さん
さまざまな食のニーズに応える「スタジオナッツ」を主宰。豊富なアイディアと知識に定評があり、雑誌や書籍、企業などでレシピや商品の開発に携わるほか、栄養や衛生に関する提案も行なう。
■「肉をいつ使うか」で変わる!ドリップの簡単な取り除き方
生肉を扱うときに気になることと言えば…
●食中毒が心配!
●わが家のまな板、きれいかな?
●とり肉って洗うの?
●手も道具もなるべく汚したくないetc.
⇓
そこで、まずはラップとペーパータオルを使った
衛生的で簡単なドリップオフ方法を伝授します!
【買ってきた肉をすぐに使うときは】
肉をトレイに入れたまま、ペーパータオルで上からしっかりと押さえるようにしてドリップを吸い取ります。同時に、肉の生臭みを抑えられるメリットも!全体が湿ったら新しいペーパータオルに取り替え、使用ずみのものはすぐに捨てましょう。
これはNG!
ドリップがついたまま肉を切る
【すぐに使わず冷蔵するときは】
①<ラップフィルムの上に肉を取り出す>
ラップを大きめに切って広げ、トレイごと逆さにして置く。肉を包装しているラップフィルムを、トレイの縁に沿って包丁で切り取り、トレイをはずす。
②<ペーパータオルでドリップをオフ>
ペーパータオルを半分に折るか二重にして肉にかぶせ、ギュッと押さえてドリップを吸い取る。薄切り肉やひき肉も同様にし、空気を抜いて肉どうしを密着させる。
③<ラベルが見えるようにペーパー&ラップで包む>
新しいペーパータオルを肉にかぶせ、下に敷いたラップで空気を抜きながら、ぴっちりと包むとラベルが見える。さらにファスナーつき保存袋に入れ、冷蔵室で保存する(約2日間までが目安)。
肉の種類&消費期限が分かる!
【冷凍するときは】
①<肉を塩と油でコーティング>
ペーパータオルで押さえてドリップを除去後、肉をファスナーつき保存袋に入れ(肉はまるごとでも、カットしてもOK)、塩と油でコーティングして。油の膜が空気を遮断してドリップを抑えるため、保存性を高めつつ、おいしさもキープ!
●肉500gを保存するときは
塩・・・小さじ1/2〜2/3
サラダ油・・・大さじ2
②<調理の際に好きな味をプラス>
シンプルな下味なので、使う際に好きな味をプラスできて◎。そのまま冷凍したものよりも早く解凍でき、半解凍でも切りやすいメリットも。
3〜4週間冷凍保存OK
***
生肉のあのべとべとは、使う前にしっかり除去するべきだったんですね!そのほうが切りやすいし、料理もおいしく仕上がるので、今日からぜひ実践してみましょう。
監修/小田真規子撮影/難波雄史イラスト/アベミズキ編集協力/ singt
文=高梨奈々
【関連記事】
・
【画像で確認】肉を冷凍する前に!おいしさキープのひと手間とは?
・
シンクも食器も同じ布巾で!? 衛生観念のズレから生まれるすれ違い
・
食中毒防止&調理効率アップ! 夏だからこそ「まな板シート」で清潔クッキング
・
トマトは皮と種を取り除くと栄養価9割減! トマトの栄養を守る切り方は
・
知ってた?青シソの裏側は触らないほうがいい!シソの切り方のコツと保存ワザ