米脚本家組合、契約切れ前にスタジオと電撃合意

何が起こった?

米脚本家組合、契約切れ前にスタジオと電撃合意

4月7日(火) 9:00

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米脚本家組合(WGA)が、スタジオ・配信側の交渉団体であるAMPTP(全米映画テレビ製作者同盟)と4年間の暫定合意に達したと、米デッドラインが報じている。AMPTPはディズニー、ワーナー・ブラザース、Netflix、Amazonなど大手スタジオや配信サービスが加盟する、いわば経営者側の「代表チーム」だ。ハリウッドには職能別に脚本家(WGA)、監督(米監督組合=DGA)、俳優(米俳優組合=SAG-AFTRA)の3つの主要組合があり、いずれもこのAMPTPと定期的に契約交渉を行う。今回の合意は、5月30日の契約満了を1カ月以上残してのスピード決着だった。

この合意が「電撃」と受け止められているのは、前回がひどくこじれたからだ。2023年、WGAはAIの利用や配信プラットフォームでの報酬をめぐってAMPTPとの交渉が決裂し、148日間にわたるストライキに突入した。SAG-AFTRAも同時期にストに入り、ハリウッドの映画・ドラマ制作はほぼ完全にストップ。多くの作品の公開や配信が延期に追い込まれた。あの混乱から約2年半、今回の交渉はまるで違う空気のなかで進んだようだ。

背景にあるのは、AMPTP側のトップ交代だ。長年にわたり強硬姿勢で知られたキャロル・ロンバルディーニ前代表に代わり、グレッグ・ヘシンジャーが新代表に就任した。3月中旬から始まった交渉について、労働関係の情報筋はデッドラインに対し、交渉の雰囲気をこう語る。

「すべての問題について、非常に協力的なかたちで話し合ってきた」

合意にはAI保護の強化、ストリーミング関連の報酬引き上げ、そしてWGAの健康保険プランへの大型拠出が盛り込まれている。具体的な金額や条件はまだ公表されておらず、正式な成立にはWGA組合員による投票が必要だ。

今回WGAが4年契約を受け入れたことは、残る2つの組合の交渉にも影響しそうだ。クリストファー・ノーラン監督が率いるDGAは来月、SAG-AFTRAは6月にそれぞれAMPTPとの交渉に入る予定で、WGAが長期契約に応じた以上、他の組合にも同様の条件が提示される可能性がありそうだ。

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https://deadline.com/2026/04/wga-studios-deal-new-longer-contract-1236779728/





Photo by Mario Tama/Getty Images
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