ソウルの芸術団を舞台に“母を失くした女子高生”と“完璧主義の先生”の共同生活による心の交流を描いた感動作「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」の本編映像が、このほど公開された。
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【動画】「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」本編映像
本作は、韓国で初めて、第74回ベルリン国際映画祭「Generation Kplus」部門の最優秀作品賞にあたる「クリスタル・ベア賞」を受賞した作品。「ソウォン願い」で映画デビューを飾ったイ・レが不運な状況に置かれながらも自分の人生を前向きに捉える高校生イニョンを演じ、ベテラン俳優チン・ソヨンがイニョンが所属するソウル国際芸術団の舞踊学科で“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な先生ソラ役として参加している。
映像には、舞台裏で出番を待つ芸術団の少女たちの様子が収められている。“魔女”と恐れられる監督のソラ(チン・ソヨン)が、「本番まで、あと1分」と静かに告げると、華やかな衣装をまとい整列する少女たちの表情には緊張が走る。その中で、ひとり本番用の靴を忘れ、履きつぶされた練習用の靴で臨むイニョン(イ・レ)。ソラはイニョンの足元のわずかな落ち着きのなさに気づき鋭い視線を向けるも、言葉をかけることはない。
張り詰めた空気の中、「開演時間です」という声を合図に、ソラが冷たい表情のまま手を打ち鳴らす。その音に背中を押されるように、一斉に舞台へと駆け出していく少女たち。会場は大きな拍手に包まれ、ライトに照らされたステージで韓国舞踊「六鼓舞」の演舞が幕を開ける。並び立つ太鼓を力強く打ち鳴らすパフォーマンスが鮮やかに映し出され、映像は締めくくられる。
圧倒的な存在感で芸術団を指揮する完璧主義のソラ。一方、たとえボロボロの靴であっても、ひたむきに、そして楽しそうに舞い踊るイニョン。静と動の正反対な二人が互いに影響を与え合い、少しずつ変化していく姿が、本作最大の見どころだ。
ソラを演じたチン・ソヨンについて、キム・ヘヨン監督は「チン・ソヨンさんは冷たさと温かさが共存するイメージを持っています。ソラというキャラクターに起こる変化を体現できる俳優だと思いました」と厚い信頼を寄せる。一方、イニョンを演じたイ・レは、自身の役柄について「彼女が輝いているのは『ダンスが大好きだから』です。何かに打ち込む姿があったからこそ、ポジティブな魅力がより光を放ったのではないでしょうか」と、そのポジティブさの源泉を明かしている。
「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」は、4月10日より新宿ピカデリーほか全国公開。
【作品情報】
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大丈夫、大丈夫、大丈夫!
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