美人勝負師の最終結論
熊江琉衣~大阪杯編
大阪杯の予想をしてくれた熊江琉衣さんphoto by Goh Fujimaki
春のGIシーズンが始まりました。昨年末にはGI有馬記念の予想がズバリ的中!いい形で一年を締めくくり、気分よく新たな年を迎えることができました。この春もその調子を維持できればいいな、と思っています。
まずは、GI大阪杯(4月5日/阪神・芝2000m)。レースのポイントは、コース適性にあると考えています。小回りの舞台なので、器用に立ち回れるかどうかが重要ではないでしょうか。基本的には、前に行ける馬が有利だと見ています。
また、過去2年はベラジオオペラが連覇しているように、この舞台での好走歴がある"リピーター"にも目を向けたいと思っています。さらに、当日の馬場がやや重~重になると想定。道悪にも対応できる馬を選びました。
本命は、
クロワデュノール
です。
これまで先行抜け出しで勝ったレースが多く、この舞台に必要な"立ち回りのうまさ"を兼ね備えています。乗り難しい面もなさそうで、どんな展開にも対応できるのは強みです。
前走のGⅠジャパンカップ(東京・芝2400m)では4着に敗れましたが、このときはGⅠ凱旋門賞(14着。パリロンシャン・芝2400m)からの帰国初戦。タイトなスケジュールのなか、万全とは言えない状況での結果ですから、悲観する内容ではなかったと思います。
その点、今回はしっかりと間隔を開けて調整。ここに向けて状態も整っているはずです。前走からの上積みは十分で、大いに巻き返しが期待できます。
関西馬ながら関西圏での競馬が初、というのは少し気になるところですが、長距離輸送がない分、かえってプラスに働くのでは。もしかすると、今まで以上のパフォーマンスを見せてくれるかもしれません。
対抗は、
メイショウタバル
です。
昨春のGⅠ宝塚記念(阪神・芝2200m)を完勝。阪神コースは3戦3勝と、舞台適性が高いのが強調材料です。加えて、今週末は雨予報。道悪に実績があり、渋化馬場になりそうなのも好都合ではないでしょうか。
ただ、自分のリズムで走れなかったときは脆く、ホームランか三振か、というタイプ。同型のセイウンハーデスの出方も気になるところです。が、今回の最大のポイントであるコースとの相性を重視。鞍上の武豊騎手も中距離戦で主導権を握ったときの強さはピカイチですから、対抗としました。
▲は、
ショウヘイ
にしました。
こちらも先行型で立ち回りがうまく、この舞台が合いそう。また、鞍上の川田将雅騎手は、阪神・芝2000mを得意にしているというデータがあります。大阪杯でも、2021年に4番人気のレイパパレを勝利に導いていますよね。
馬場についても、稍重までなら問題ないと踏んでいます。それ以上の馬場悪化となると少し心配ですが、明け4歳となって一段と力をつけていますから、勝ち負けに加わってくる可能性は高いと思います。
△は2頭。
ヨーホーレイク
と
レーベンスティール
です。
ヨーホーレイクは8歳馬ですが、4歳になってから2年以上の長期休養を強いられたこともあって、そこまでレースの数は使われていません。その分、衰えを感じませんし、昨年のレースでも出遅れながら3着と奮闘。"リピーター"という観点からも軽視は禁物かと。
管理する友道康夫調教師による「雨が降って少し時計がかかる馬場が理想」という話も出ていましたから、予想される当日の馬場も合いそう。逃げ・先行馬が多いなかで、後方から大駆けを果たしても不思議ではありません。
レーベンスティールも過去に不良馬場のレースで2着という実績があり、同レースでは3着以下に7馬身以上の差をつけていました。道悪適性は高そうですから、馬場が渋るのはいい影響を与えるかもしれません。
そして何より、鞍上がクリストフ・ルメール騎手というのが最大の魅力です。この時期はドバイに遠征していることが多く、大阪杯はJRAのGIのなかでルメール騎手がまだ手にしていないタイトルのひとつ。そういう意味でも、今回は勝負気配が感じられます。春のGI3連勝という快挙を果たしてもおかしくありません。
最後に☆は、
マテンロウレオ
にしました。
こちらも7歳のベテランですが、陣営によれば「今回は相当デキがいい」とのこと。中間の調教を工夫したことで、「いろいろな課題をクリアできた」というコメントも目にしました。2023年の大阪杯では4着と奮闘。コース適性も高そうです。
鞍上は、魔法のような騎乗を見せてくる"ファンタジスタ"横山典弘騎手。今回もアッと言わせるような手綱さばきで、大観衆を魅了してほしいですね。
馬券については締め切り直前まで悩むと思いますが、現段階ではクロワデュノールを軸とした馬連と3連複で考えています。あと、3倍以上のオッズがつくなら、クロワデュノールの単勝も買いたいです。いずれにしても、ハイレベルなメンバーが集った一戦を存分に堪能したいと思います。
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