ボールをX→XS、極小鉛で“左”を矯正荒木優奈は今季トップ10なしで「不思議な最終組」

荒木優奈はギアにもこだわっています(撮影:佐々木啓)

ボールをX→XS、極小鉛で“左”を矯正荒木優奈は今季トップ10なしで「不思議な最終組」

4月5日(日) 8:55

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<ヤマハレディースオープン葛城3日目◇4日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6510ヤード・パー72> 

同級生の活躍には目を見張るものがある。今季2試合目「台湾ホンハイレディース」で優勝を挙げた菅楓華は、4戦を終えて唯一、トップ10を外していない。宮崎・日章学園高で同級生だった荒木優奈は、「もはや同級生と思ってないです。レベルが違うので」と笑う。



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今週は荒木の番だ。ルーキーイヤーの昨季、「ゴルフ5レディス」でツアー初優勝を遂げ、菅の4位には及ばなかったが、メルセデス・ランキング7位に入った。複数回優勝を目標に掲げる今季は、開幕からトップ10入りはゼロ。だが、今大会は3日目を終えてトータル7アンダー・首位で最終日を迎える。

4バーディ・1ボギーの「69」で首位浮上で、「80点」の自己評価。「ショットもパットもすごくいいわけではなくて」と、打ち切れないパットへの悔しさをにじませる。

最終日最終組に入ったのも不思議な感覚だ。「急に最終組になっちゃって、あまり実感がない」と話すが、今季初優勝に最も近い位置にいることは間違いない。「3日間いいプレーができているので、チャンスはある。そういうのをモノにできるように頑張りたい」と意気込む。

開幕から思うように調子が上がらず、今週までにギアのテコ入れをした。「Vポイントレディス」からボールを、ブリヂストン『ツアーB X』からよりソフトな『ツアーB XS』にチェンジ。「どうせ調子が悪いから替えてみようかなって。ショットでスピンが入らなさすぎて替えました」と、シーズン中での投入だ。

先週は「ドライバーが左に曲がる」と父に相談。これまでも1グラムに満たない極小の鉛で娘の悩みを解決しているが、今回も見落としそうな小さな鉛を後方ヒール側に貼るチューニングを行い、結果が出始めた。

同級生の菅も2打差の4位タイと、好位置につけている。「私も頑張らなきゃ、と刺激を受けている」。相手が誰であっても、頂点を目指すことには変わらない。(文・小高拓)


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