事故直後のウッズと警察のやり取りなどが徐々に明らかになっている。(撮影:GettyImages)
4月4日(土) 8:00
先週3月27日に米フロリダ州で自動車事故を起こしたタイガー・ウッズが、事故直後に携帯電話を持ち「ちょうど大統領と話していたところだ」と語っている映像が公開された。現場に来た警官のボディカメラが捉えたもので、「薬物の影響下での運転容疑」でウッズが逮捕される様子が映っている。
映像にはウッズが実際に話している様子は映っていないが、「本当にありがとう」と言って電話を切る姿はおさめられていた。実際にドナルド・トランプ大統領と話していたかは明らかではないが、ウッズはトランプ大統領の元義理の娘と現在交際中であることが公表されている。
逮捕直後には、トランプ大統領がメディアに対し、「タイガーのことをとても気の毒に思う。今とても困難な状況にある。彼は私のとても親しい友人の一人だ。素晴らしい人物だが、今は大変だ」と語っていた。なおホワイトハウスは事故直後にトランプ大統領とウッズが電話で話したかについて、回答はしていない。
また映像にはウッズが手錠をかけられ驚いた様子も映されており、警察車両の後部座席で約15分間の移動の間、何度もあくびやげっぷを繰り返す様子も映し出された。警官は現場でウッズに対し「正常な判断能力が損なわれていると確信する」と告げ、「何らかの物質の影響下にあると判断される。したがって、現時点で飲酒・薬物の影響下の運転容疑で逮捕する」と伝えると、ウッズは「私は逮捕されるのか?」と応えている。
さらに「アルコールは一切摂取していないが、早朝に薬を飲んだ」という言葉も。ウッズは薬物の種類を説明していたが、その声は消音されていた。そこからアルコールを検出する「呼気検査」には応じ、その結果アルコールは検出されなかったが、「尿検査」は拒否。フロリダ州では昨年の法改正により警察官による呼気検査、血液検査、または尿検査の要請を拒否することは軽犯罪となった。(文・武川玲子=米国在住)
