公開中の劇場アニメ「映画えんとつ町のプペル約束の時計台」のアートボード、キャラクター設定画、美術設定が披露された。
同作は、西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本、廣田裕介が監督を務め、STUDIO4℃がアニメーション制作を担った長編アニメ。2020年公開の前作「映画えんとつ町のプペル」から1年後のハロウィンの日、大切な親友プペルを失ってしまった少年ルビッチは、時を支配する謎の異世界「千年砦」に迷いこみ、11時59分で止まっている不思議な時計台を動かす使命を課せられる。
本作の主な舞台となる千年砦のシンボルとも言える巨大な時計台のスケッチを見た廣田監督は、「感動しました。そこを始点として、本作のメインステージとなる千年砦という異世界がどんどん作られていきました」と語り、西野も「後半の重要な舞台となる千年砦の森も、佐藤さん(※設定開発の佐藤央一)が描き起こした一枚の世界観からさらに発想が広がり、物語を再設計しました」と振り返る。
千年砦の森を、千年砦の“奥”ではなく“縦”に深い森として位置させ、魅惑的な世界を実現させたのは、その森の周辺の美術設定を開発した美術監督の西田稔や、森の中心のナギの木をデザインしたキャラクターデザインの福島敦子ら。そこからさらに、千年砦で登場する市場、ホーラの館、ヤドカリホテル、コメット&ウィニーの研究所など、ユニークなスポット生み出された。
「映画えんとつ町のプペル約束の時計台」に登場するキャラクターたちについて廣田監督は、「私たちスタッフも西野さんも福島さんもヘンテコな造形が大好きなので、千年砦は思いきりそちらに振り切って、人間はルビッチだけで、それ以外はすべてバケモノしかいない世界にすることになりました」と語り、「とはいえ、ドラマの中心となるメインキャラクターは、しっかりと感情移入しやすいデザインであることも大事にしたいという非常に難しい注文をしたのですが、見事に素晴らしい魅力あふれるキャラクターを作り上げていただきました」とデザインチームを称賛した。
STUDIO4℃の代表であり本作でプロデューサーも務めた田中栄子氏は、「怖いけれどかわいい、変だけれどチャーミング、突飛だけれどコケティッシュという絶妙なバランスを追求しました」と振り返る。そのようにして、千年砦に暮らすユニークなキャラクターたちが生み出された。
【作品情報】
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映画えんとつ町のプペル約束の時計台
(C) 西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会