この世によみがえった花嫁と、孤独な不死身の怪物“フランケンシュタイン”の2人が堕ちていく愛と破壊の逃避行劇「ザ・ブライド!」が、本日4月3日に日本公開を迎えた。このほど、特別映像が披露され、フランケンシュタイン役のクリスチャン・ベールが撮影現場で見せた衝撃のエピソードが判明した。
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【動画】「ザ・ブライド」特別映像
1930年代シカゴ。自らを創造した博士の名前を借り“フランケンシュタイン”と名乗って生きてきた怪物(ベール)は、人々に忌み嫌われ誰とも心を通わせられない孤独に耐えきれなくなっていた。悩みを聞き入れた博士は、墓から掘り起こした女性の遺体を彼の花嫁“ブライド”(ジェシー・バックリー)としてよみがえらせる。ある事件をきっかけに追われる身となった2人は逃避行に出るが、それはやがて人々や警察をも巻き込んだ社会全体を揺るがす革命の始まりとなる。
これまでも役柄にあわせて、自らの肉体を自在に変化させてきたベール。本作で演じたのは、100年間誰にも愛されず孤独に過ごしてきた、不死身の怪物フランケンシュタインだ。よみがえったブライドに愛情とリスペクトを捧げ、時に哀愁を漂わせ、時に激しい怒りを爆発させる。この感情の振れ幅が激しいキャラクターを演じるため、ベールは撮影現場で毎日のように絶叫し、感情を昂らせていた。さらに、フランケンシュタインの声をハスキーにするため、あえて叫び続けることで声を枯らすという、執念の役作りにも挑んでいたという。
また、その背景には驚異的な特殊メイクの苦労もあった。フランケンシュタインの姿を造り上げるため、全身に最大25ピース(顔・頭部だけで11ピース)ものパーツを装着。フルメイクには、毎日2時間半から、長い日には7時間以上を要した。長時間じっと座り続け、極限まで高まったエネルギーを開放するかのように、ベールは撮影現場で大絶叫。そんなベールの思いに応えるように、次第にスタッフたちも次々と叫び始め、現場は一丸となって“大合唱”となった。
この体験をベールは、「最高だったよ」と振り返る。「軽い叫びではなく原始的な叫びをしなきゃだめだ」「毎日フランクに変化するための良い習慣になったんだ」というコメントからも、この絶叫こそが、孤独な怪物の心に潜り込むための最高の切り替えスイッチとなったことがうかがえる。映像ではさらに、特殊メイク姿のベールがスタッフたちと絶叫し、最後には監督のマギー・ギレンホールと熱いハグを交わす、パッションほとばしる現場の様子が収められている。
そんなフランケンシュタインのキャラクター造形においては、ベールとギレンホール監督の間で綿密な意見交換が重ねられ、外見を完成させるまでのリサーチと開発に約1年を要した。最大のテーマとなったのは、怪物性と人間性のバランスだ。クリスチャン自身の身体的特徴を活かしつつ、傷跡や質感を加えることで“継ぎ合わされた存在”であることを表現。人間らしさを失わずに、怪物としての説得力を持たせるアプローチが取られている。
ベールは自ら演じたフランケンシュタイン役について、「フランケンシュタインの怪物は数えきれないほど映像化されているので、本当にたくさんのバージョンを観たんだ。多すぎて全部は追いきれないくらい。さまざまな要素を組み合わせて、フランケンシュタインをより人間的に解釈した人物像を作り上げたよ」と明かす。さらに映画に対しては、「これはまさにジェットコースターのような映画。自分たちは何者なのかを問う物語であり、天に向かって叫ぶ物語。勢いと興奮に満ち、巨大なスケールで撮られながらも親密さを持ち、怪物的でありながら同時に人間的でもある。そしてこれは劇場で観るべき作品だと思う。音響、暗転、これから壮大な旅に出るというあの感覚。リビングルームでは決して再現できない体験だよ」と自信をのぞかせる。
【作品情報】
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ザ・ブライド!
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