第79回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に、ピエール・サルバドリ監督のフランス映画「ラ・ビーナス・エレクトリック(原題)」が選ばれた。1928年のパリを舞台に、偽の霊媒師とスランプの画家が恋に落ちるラブコメディだ。
今年のカンヌはハリウッド大手スタジオの作品がほぼ不在で、ティエリー・フレモー総代表もスタジオが「大作もアート系作品も以前より作らなくなっている」と認めている。映画祭での酷評が公開前の作品イメージを傷つけるリスクを、スタジオ側が警戒していることも背景にある。フランスの小品をオープニングに据えた今回の選出は、そうした潮流を象徴しているといえそうだ。
主演はサルバドリ監督と4度目のタッグとなるピオ・マルマイで、「モンテ・クリスト伯」のアナイス・ドゥムースティエ、ジル・ルルーシュも出演する。製作は「落下の解剖学」のフィリップ・マルタン率いるレ・フィルム・ペレアスが手がけている。
サルバドリ監督は選出の喜びをこう語る。「カンヌは、私が映画について愛するすべてを祝う場所だ。この作品には、私がこの仕事に抱くすべての信念と愛が込められている」
第79回カンヌ国際映画祭は5月13日から26日まで開催され、本作は5月12日にプレミア上映される。
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