電子コミック含め全世界累計325万部を突破する押見修造の衝撃コミックをドラマ化した「惡の華」の記者会見が4月2日、都内で行われ、主演を務める鈴木福とあの、共演する井頭愛海と中西アルノが出席した。
●鈴木福「自分ってこんなにウジウジした人間だったっけ?」
山々に囲まれた群馬県・ひかり市を舞台に、魔が差して憧れのクラスメートの体操着を衝動的に盗んでしまう中学2年生の春日高男(鈴木)が、その様子を目撃したクラスの問題児・仲村佐和(あの)と背徳的な主従関係に陥り、アイデンティティーを崩壊させていく。
これまでの好青年のイメージを完全に覆す怪演を見せる鈴木は、「仲村と出会い、さまざまな自分に出会う春日のように、自分もこの役を演じてさまざまな自分に出会った。新しい鈴木福を見てもらえる作品」だと新境地に確かな手応え。「春日を通して、見たくない自分に共感し『自分ってこんなにウジウジした人間だったっけ?』と、いい意味でちょっとネガティブ要素が増えた」と語った。
中学生を演じるハードルの高さもあったといい「体つきも細くなるように『筋トレしちゃダメ』と言われて。髪型や表情も含めてちょっとかわいらしく見えるようにした」と振り返り、「全裸やパンツ一丁になるシーンも大変だった」と話していた。
●あの、鈴木福は「殴られるのがうまいので、殴りがいがあった」
もう1人の主人公・仲村佐和を演じるあのは、本作でドラマ初主演。春日を容赦なく追い詰め、精神的に支配していく姿を圧倒的な存在感で演じ切る。こちらも俳優として、新境地に立ち「僕自身も撮影しながら、仲村の狂気や孤独と向き合い、成長させていただいた」といい、「シーンごとに原作を攻略本のように読んで、表情の変化をつかんでいった。試写を見た押見さんが、声を褒めてくださったのも良かったなと思う」と役作りを語った。
撮影は舞台となる群馬県で行われ、「とにかく山じゃないところを探すのが大変だった。山しかなくて」「外を歩いても、お店も開いていなくて、別世界に来ちゃった感覚」と感想をコメント。「群馬の方々に協力していただき、一致団結した」と感謝も忘れなかった。劇中には鈴木を殴るシーンもあり、「殴られるのがうまいので、殴りがいがあった」と話していた。
●中西アルノ、役作りで「初めて髪の毛を明るく染めた」
井頭が演じるのは、春日と仲村の同級生で、春日が盗んでしまった体操着の持ち主・佐伯奈々子。クラスのマドンナだが、春日に体操着を盗まれてからは、複雑な感情と葛藤に苛まれる難役を務め「佐伯さんは優等生で、いい子として生きているが、自分がどう見られているか葛藤している。その悩みや苦しみを体現できればといいなと思ったし、自分とは何かを考えさせられた」と語っていた。
全12話にわたって中学編と高校編を描くドラマ版「惡の華」では、高校編からのキャストとして、地上波ドラマ初挑戦となる中西も登場。春日が高校で出会う、どこか仲村の面影を感じさせる常磐文を演じる。「もしも思春期に出合っていたら、もっとめちゃくちゃな人生になっていたかも」と原作の衝撃を振り返り、「ちょっとヤンチャな高校生なので、初めて髪の毛を明るく染めた」と話していた。
「惡の華」は4月9日からテレビ東京で放送。各話放送後、ディズニープラス「スター」で見放題独占配信される。
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惡の華
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