日本語も英語も中途半端。会話についていけない帰国子女の苦悩/ありす、宇宙までも 第1話(3)

日本語も英語も中途半端。会話についていけない帰国子女の苦悩/(C)売野機子/小学館

日本語も英語も中途半端。会話についていけない帰国子女の苦悩/ありす、宇宙までも 第1話(3)

4月2日(木) 21:15

日本語も英語も中途半端。会話についていけない帰国子女の苦悩
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幼い頃に両親を亡くし、帰国子女として学校生活を送る朝日田ありす。美人で運動神経も抜群とあってクラスでは大の人気者。しかし、複数の国の学校を転々としていた影響も合って、英語も日本語も完全には理解できず、今も授業にはついていけません。友達からは「ドジっ子」「天然」と呼ばれてチヤホヤされますが、心の奥では「生き直せたらいいのに」と日々に嫌気を感じていました。そんなありすが出会ったのは、神童と呼ばれる犬星くん。「俺が君を賢くする。」その一言が、ありすの人生を大きく動かすことに――。

二人三脚で宇宙飛行士という壮大な夢に挑む、マンガ大賞2025受賞作『ありす、宇宙までも』を7回連載でお送りします。今回は第3回です。

※本記事は売野機子著の書籍『ありす、宇宙までも』から一部抜粋・編集しました。




あれ?じゃあ...何?

なんだろう

卒業式をとり行います

一同、起立

わかったんだ





前に新聞で読んだことがあったんだ

幼い頃は誰でもたどたどしいもんだろ?

目の前の話についていけないセミリンガルの状態で12年間生活していたんだ

つまりなんにでもなれるって言ってるんだ

もちろんなれるさ

いらねーか、こんな情報





生まれ直さなくても、いいってこと......?

はい!

放課後の1時間を俺にくれ

俺が君を賢くする

聞いて、あたしね、

宇宙飛行士になる

必ず行ってみせるよ



著=売野機子/『ありす、宇宙までも』









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