55歳からマンガを描き始めたナランフジコさんによる、新居騒音トラブル記。
引っ越し翌日、上階のマダムにあいさつを済ませ荷物を片付けるフジコさん。その夜は、ヘトヘトで寝落ちしてしまいます。しかし、早朝3時半にカンカンという騒音が! たまらず管理会社に相談しますが、「1カ月は様子を見て」と言われてしまい……。
騒音が続く中、遠方に住む息子さんが新居にやってきます。上の階の騒音を聞いた息子さんは、「つえをつく音? 認知症の方?」と発言。騒音を出す側にも何か事情があるのかもしれない、そんなふうに思うことができたフジコさんです。しかし、
息子が試しに「コンコン」と音をさせると、「ガンッガンッガンッ」と一層激しい騒音が鳴り響きました。
その後、上の階の騒音は激しさを増し、フジコさんはついに……!
心が…折れました












息子が壁をたたいてしまったせいか、音は一層激しくなりました……。
「あ〜、もう嫌。家に居場所がないわ……」外から上階の様子を見てみましたが、何も見えませんでした。
ホテルに泊まるという息子は、余計な火種だけを残して去っていきました(笑)
一層激しくなった音。
どこにいても音が追いかけてくるように感じ始めました。場所を変えても、真上から「コンコン」と音が聞こえる!?
私、おかしくなったのか!? ……心が折れました。限界を迎え管理会社に電話管理会社に相談。掲示板に張り紙が出されたのはそれから3日後のことでした。
この対応の遅さが、騒音問題の常態化を物語っているように感じました。その日の夜、掲示のおかげなのか? 上階から、もみ合うような尋常ではない音が聞こえてきました。
この日を境に、音は少しだけ落ち着きました。
そして私たちは、騒音の主のタイムテーブルに合わせて生活するように。時間があるときは夜の公園で走り回ったりしましたが、どんなに疲れ果ててもたまに響く音で目が覚めてしまう。
そんなある日のこと。
ついに騒音の主(と思われる人)に遭遇しました。薄暗く、はっきり見えたわけではないですが、女性の方は間違いなく上階のマダムでした。
無言で、不自然な距離感でゆっくりと歩いていました。
姿を見た瞬間、不思議と「怖い」という感情は消え、私が戦う「敵」ではないと、感じました。しかし、だからといって騒音を受け止め続けることはできない。
私は自分の生活を守らなければならない。引っ越したばかりだけど、引っ越そうと決めました!しかし翌日、私の決意は夫の「東北旅行」の話にあっさり上書きされたのでした。
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どこにいても音が追いかけてくるように感じる……。それは、強いストレスが心身をむしばみ始めている危険なサインかもしれません。
今回のケースのように、不用意に音を出し返すと事態を悪化させるリスクがあること、そして管理会社の対応には時間がかかるという現実は、多くの騒音トラブルに通じる教訓です。まずはフジコさんのように「自分の生活を守る」ことを優先し、物理的・心理的に距離を置く選択も大切ですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ナランフジコ
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