車の買い替えを考えています。普通車から軽自動車に乗り換えると、実際どのくらい維持費は変わるのでしょうか?

車の買い替えを考えています。普通車から軽自動車に乗り換えると、実際どのくらい維持費は変わるのでしょうか?

3月31日(火) 3:00

軽自動車は、普通車に比べて、本体の車両費が安いだけでなく、1年間にかかる維持費も安いといわれています。今回は、普通車から軽自動車に乗り換えるとどのくらい安くなるのか、具体的にチェックしていきましょう。

軽自動車は自動車税が安い

軽自動車のほうが、普通車に比べて維持費が安い理由は、大きく2つあります。1つ目は、税金です。
 
車にかかる自動車税は、排気量によって決まっています。排気量の多い車は、車両のサイズが大きく、税金も高くなりがちです。
 
例えば、普通車の場合、2019年10月1日以降に初回新規登録された自動車で、排気量1000cc超~1500ccだと年間3万500円の税金がかかります。排気量1500cc超~2000ccの場合、年間3万6000円です。 このように、排気量が増えるごとに、自動車税も上がる仕組みです。
 
一方、軽自動車は、排気量が660cc以下と決められています。そのため、自動車税は、2015年4月1日以降に新車登録された車両の場合、年間1万800円となっています。
 
普通車と軽自動車では、1年間で約2万円以上の自動車税が違うので、軽自動車のほうが、普通車よりも維持費が安くなります。
 

軽自動車はガソリン代が安い

さらに、軽自動車は、普通車よりもガソリン代を節約することが可能です。一般的に、軽自動車のほうが普通車よりも燃費がよく、ガソリン代がかからないといわれています。
 
走行距離や車種にもよりますが、年間走行距離1万kmとすると、軽自動車は普通車に比べて年間2万~5万円程度のガソリン代を節約できる可能性があります。
 
よって、自動車税とガソリン代が安い軽自動車は、普通車に比べて1年間で4万~7万円ほど維持費が安くなります。10年間の場合は、40万円以上節約が可能です。
 

軽自動車の注意点

軽自動車は、普通車に比べて車両代や維持費が安いだけでなく、小回りがきき、運転しやすいことから、人気が高くなっています。操作が比較的簡単で、細い道でも運転しやすいことから、運転に不慣れな人や、狭い道を走る機会が多い人にも重宝されています。
 
一方で、軽自動車は、車体の大きさや重さの違いから、事故の相手や状況によっては注意が必要な面もあります。軽自動車は普通車に比べて軽く小さく作られているため、トラックなどの大型車と衝突した場合には、衝撃を受けやすく、大きな事故につながる危険性があります。
 
最近では、安全性能に優れた軽自動車もありますが、事故の状況によっては、普通車よりも乗員の傷害リスクが高くなる傾向があります。
 

軽自動車と普通車どちらがいいの?

軽自動車は、車両費や維持費が安い、運転がしやすいなどのメリットがありますが、安全面で注意が必要な場合もあります。一方、普通車は軽自動車よりも車両費や維持費が高くなりますが、車体の大きさなどから事故の状況によっては安心感につながる面もあります。
 
軽自動車と普通車のメリット・デメリットを確認し、自分たちに合った車を選ぶのがポイントです。高齢になってきて安全面が心配という場合、お金はかかるものの、さまざまな安全機能がついた普通車のほうがよいかもしれません。一方、近所のスーパーに買い物に行くだけなら、軽自動車のほうが経済的で便利な可能性もあります。
 
車両費や維持費、安全面、性能などを比較検討し、今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ自分たちにあった車選びをしてみましょう。
 

出典

総務省 2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります
総務省 平成28年度から軽自動車税の税率が変わります
 
執筆者 : 下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

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